いじめのない学校・中央公民館跡地周辺開発
◆いじめ「ゼロ」の狭山市を実現するためには
Q保護者の学びの場をつくり、大人が真剣な姿勢を示して、いじめゼロを目指すべきと考えるがどうか。
Aいじめ防止には、地域社会全体で対峙することが重要である。ネットいじめの問題は、スマートフォンなどを子どもに与えている家庭が自覚することが、また、企業などにも働きかけ、いじめ防止の機運を高めることも重要である。今後、PTA連合会などとの連携を密にして、啓発活動などの充実を図っていく。
Qいじめの実態といじめ防止基本方針の策定など今後の対策は。
A狭山市では、小学校の認知件数は23年度の1件に対し24年度は23件、また、中学校は23年度の22件に対して24年度は63件で、それぞれ増加しているが、いじめに対する意識が高まり、軽微なももいじめと認められるようになった結果と考えられる。教育委員会では、いじめ防止対策推進法の施行に伴い、各校にこれまでの教育活動を精査し、いじめ防止基本方針を策定するよう指示したところで、今後はこの方針のもとに教育委員会と各校が連携して、いじめゼロを目指した取り組みを行っていく。
Qネットいじめの現状と、教育現場での対応は。
A悪口やからかい、仲間外れや無視のほか、ネット上での中傷などが報告されており、児童生徒の所持率が高まるとともに、何らかのトラブルを経験している児童生徒の割合も高まってきている。ネット上でのいじめは、状況を把握するのに難しい面があるため、各校では情報モラル教育で、児童生徒にネット利用の危険性やネットによるいじめの悪質性などを指導するとともに、保護者にも子どもが携帯電話の利用を把握し、適正利用について指導するよう啓発している。
◆中央公民館跡地周辺は、元気なまちづくりの拠点に
Q武道館が聖地から姿を消すが理由は。
A耐震強度が極端に不足しており、昨年の4月から利用を休止している。地震で倒壊する危険性のある建物を存置しておくことは好ましくなく、安全上、防犯上の理由から早期に解体することが必要と判断した。
Q土地利用の方向性や開発手法などをどう考えているのか。
A中央公民館跡地は、駅と商店街を結ぶ重要な位置にあるため、中心市街地の活性化のため旧中央公民館、旧準看護学校、武道館の一体的な土地活用が図られるよう社会、経済状況や財政状況も踏まえ、民間活力の導入も含めて検討していく。開発は全国でさまざまな実績があり、用地の活用方針を定め、その方針のもとに活用方法や活用手法を検討していく。
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議会事務局
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2968-6572
FAX:04-2955-2396
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