第65回狭山市成人式(2019年1月挙行) 入間川中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2019年3月11日

第65回狭山市成人式における、入間川中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

入間川中学校代表「新成人の主張」

 私は今舞台表現の道を生きがいに日々を送っています。一生に一度の貴重な舞台に出させていただける、ということもあり今回の『新成人の主張』を引き受けさせていただきました。今の私がここでだからこそ主張できることは何かということで、まずは曖昧にしか理解していなかった成人式の意味を調べました。
 しかし、いろんな角度から掘り下げて調べて行けば行くほど成人式の意味がわからなくなってしまいました。祝日法二条の[成人の日]には「おとなになったことを自覚し自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」とありますが、「おとなになったことを自覚し…」というのは成人式に出席するだけでできることではないように思えますし、成人式を迎える前に早くから社会に出ている人は既に自覚をしているかも知れません。
 そもそも「おとな」という言葉に疑問を抱いてしまいました。しかし、辞書で調べても「成年」「一人前」と似たような言葉が出てくるばかりでしっくりくる答えがどうも見つかりません。「自ら生き抜く」これは一人暮らしということにも捉えられそうですが、「生きる」という意味には[そこに生きがいを見出して暮らす]という意味もあると知りました。
 このことから自分からそこに生きがいを見出して暮らす、ということにも受け取れます。私は自ら生きがいを見出してそのために学費を自ら稼ぎ毎日ほとんどの時間をその生きがいのために費やしているのでそういった意味では該当していると思いますが、『何となく周りに合わせて…』という、特に強い生きがいのない人も少なくないそうです。
 答えは今でも見つかっていませんが、成人式の意味について調べ、考えたことが重要だと思います。成人式は久々に友達と会える機会、綺麗な着物を着られる機会、それもそうですが、今一度私たちがここにいる意味をそれぞれが考え、自分を見つめ直してみることで私を含めより多くの人にとってこの式が思い出深いものになりますことを祈っております。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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