第65回狭山市成人式における、入間野中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。
入間野中学校代表「新成人の主張」
私は今日という日を無事迎えられてとても嬉しく思います。
さて、我々は成人を迎えましたが何か身の回りで変化はありましたか?私はほとんど何も変わりませんでした。まだまだ子どもの部分はたくさんありますし、昔から好きなものや嫌いなものはほとんど変わりません。
しかし、それはそれでいいと思っています。変わらない友人、変わらない思想、変わらない理念、きっとそれは人それぞれにあります。私はそれらのことは成人を迎えたからといって変わらないほうが良いのではないかと思います。凝り固まった思想の大人などを見ていると子どものようなフレッシュな考え方は社会の中でも必要とされる場面は多くあるのではないでしょうか?
しかし、世間は我々のことを途端に大人として扱うようになります。唯一変わったことといえばこのくらいでしょう。もっとも、成人を迎えた途端に大人に変わることができるのであればよいのですが、そんなにすぐ人間は変われません。しかしながら、これは悲しいことに個人の選択では選ぶことはできないのです。
つまり、これから世間の中では例え一人前でなかったとしても一人の大人として生きていかなければなりません。ただ、世間の目を気にするばかりに行動を起こせないのは大きな間違いです。自分で考え行動し、様々なことを掴み取らなければ生き残っていくことは難しいでしょう。これを嬉しいと感じるか、面倒だと感じるかはきっと人それぞれです。
私なりの考えをまとめると、成人を迎えた我々は変わらない多くの部分を、そして子どものような気持ちを大切にし、大人として新たな世界を生き抜いていかなければならないと考えています。
この世界をどのように生き抜いていくかは皆さんひとりひとりで違うでしょう。その道を歩いていく上できっと難しい問題に直面することもあるでしょう。
ただ、明けない夜はありません。皆さんそれぞれの明日を目指して、頑張りましょう。
このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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