第65回狭山市成人式における、柏原中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。
柏原中学校代表「新成人の主張」
20歳は人生の中でも最大といっても過言ではないほど大きな節目であります。法的に様々なことが解禁になることもありますが、社会における立場が大きく変化することでしょう。その中を生き抜く上で大切にしていきたいことを2つ考えました。
1つ目は、何事においても妥協せず、熟考することです。
過去を振り返ったとき、自分の選択や判断に対して後悔を感じることがいくつもあります。人生は選択の連続でありますが、十分に考えて出した結論に対しては負の感情は生まれないはずです。考えたり迷うことにはエネルギーを使うため、妥協してしまうことがありますが、未来の自分が後悔しない人生を送るためには何事においても妥協せずにしっかり向き合うことが必要だと考えます。
2つ目は常に謙虚であることです。パナソニックの創業者である松下幸之助さんは著書の中で、謙虚な姿勢を身に付けるために次のことを挙げています。誰に対しても何事に対しても耳を傾けること、すべてに学ぶ心をもって接すること、そして価値を知ることの3つです。この姿勢により、人間として成長するために最も重要である、自分の欠点や過ちと向き合うことや、自分とは異なる価値観を認めることができるようになるのだと思います。
私たちは、この盛大な成人式を持って、晴れて成人として社会に迎え入れられます。この節目により新たな自由を得るとともに一人の大人としての責任を背負いました。この自覚を持ち、自分で決めた指針からぶれずに生きて、優しさと強さを兼ね備えた人間になりたいです。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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