第66回狭山市成人式(2020年1月挙行)旧入間中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2020年1月29日

第66回狭山市成人式における、旧入間中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

旧入間中学校代表「新成人の主張」

 令和という新たな時代の始まりに、生まれ育ったこの狭山市で成人式を迎えられたことを大変嬉しく思います。皆さんは今、どのような気持ちですか?私は、多くの方々から祝福され誇らしく晴々とした気持ちと共に、これからは今まで以上に自分の行動や発言に責任を持ち、大人としての自覚も持つ必要があることを踏まえ、気の引き締まる思いです。私は、この、成人を迎えた今にしか感じることのできない気持ちをこれからも大切にしていきたいです。
 私たちの母校である、旧入間中学校は2015年に廃校となりました。つまり私たちは旧入間中学校の最期の卒業生です。中学時代を振り返ると、様々な思い出があります。地域の方やPTAの方々を中心に開かれたふれあいバザーでは、愛情たっぷりの手作りカレーや、狭山っ茶プリンなどをみんなで仲良く食べました。体育祭や合唱祭では、クラスで、時にはもめたり、言い合いになったりしながらも、団結して取り組みました。この他にも何気ない日常の中での思い出や、部活動での思い出などが私の中に残っています。楽しかったことも辛かったことも、どんなことでも中学校時代の思い出として、みなさんの記憶の中にも残っていることと思います。入間中学校が廃校になると聞いた時は、とても悲しく寂しい気持ちになりました。しかし、現在は入間中学校が地域の方々の交流の場として、新たに生まれ変わっていることを卒業生として大変嬉しく思っています。そして、これまでの20年間で出来た様々な思い出や人との繋がりをこの先の人生においても大事にしていきたいです。
 現在、私は教育者を目指し、日々勉学に励んでいます。将来は、20年間育ったこの狭山市に貢献し、活躍することができる人になりたいです。そして、育ててくれた両親や、関わりのある方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも自分らしく過ごし自己実現に向けて精進していきたいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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