第66回狭山市成人式(2020年1月挙行)堀兼中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2020年1月29日

第66回狭山市成人式における、堀兼中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

堀兼中学校代表「新成人の主張」

 中学校卒業から5年、あれからそれぞれの道で頑張っているみんなと、ここ狭山市に集まれることをとても嬉しく思います。中学生の頃はぼんやりしていて、ずっと先のことのように感じていた成人式を迎え、感慨深い気持ちになります。
20歳というと人生の中でも大きな節目の年ですね。しかし突然自分に何か変化が起こるわけではないため、この機会に、自分にはこれからどんなことが求められているか、自分がどうなりたいか考えました。
 これから、私たちには様々なことが求められると思いますが、中でもよりいっそう思考力や発想力が求められると思います。高校生の時、ある先生が「1番大きくて広いのは何だと思う?」といった質問をしました。みんなさまざまな回答をしましたが、先生は「人間の脳」と言いました。それは今の技術で不可能ともいえることなど夢のようなことも考えられるからです。いつの時代も、進歩は今まで考えられなかったことをひらめいた時に起こるのです。
 それから、私自身も人間の脳の可能性が素晴らしいと思うようになりました。実際、今までもこれからも私は誰かと全く一緒ということはなく、それはここにいる人みんなも同様に言えると思います。
 現代はコンピュータ技術や人工知能の普及により、人は熟考することを放棄してしまうこともしばしばあるように思います。私は考えなくても済んでしまう機会に甘んじることなく、時には1人でじっくり考えたり、時には周囲の人と意見交換をして見聞を広げたりすることで、人間の最大の武器ともいえる思考力・発想力を鍛えていきたいです。困難に直面し、失敗してしまった時も、その武器をもってその失敗に意味を見出し、いつの日かチャンスを掴めるよう、精進したいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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