家庭でできる生活排水対策

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更新日:2016年6月7日

川の汚れの原因は、私たちの日常生活の生活排水が主な原因となっています。

私たちのちょっとした心がけで川をきれいにできます。

台所でできること

・調理くずを出さない  

 目の細かい水切りネットを三角コーナーやストレーナーに設置しましょう。

・食べ残しなどを流さない

 料理は捨てないですむよう適量をつくりましょう。

・食用油を流さない

 使いきるか、新聞紙やボロ布にしみこませて処理しましょう。

油などは台所から流さないようにしましょう

◆主な食品の汚れの程度(台所でこれだけ流すと・・・)
汚れの原因 てんぷら油
50mL
おでんの汁
500mL
牛乳
200mL
マヨネーズ
10mL
みそ汁
200mL
米のとぎ汁
2,000mL
しょう油
15mL
汚れ(BOD)の程度 1,000,000mg/L 74,000mg/L 78,000mg/L 1,200,000mg/L 35,000mg/L 3,200mg/L 150,000mg/L
そこにコイやフナが住めるようにするための水
(300Lの浴槽で…)
330杯 25杯 10杯 8杯 4.7杯 4.2杯 1.5杯

洗濯や風呂場でできること

・分解性のよい洗剤を使う

 洗剤には、石けんと合成洗剤があります。

 石けんは、川などに出てから早く分解されやすい洗剤です。 

・洗剤を使いすぎない
 正しく計って、使いすぎないようにしましょう。           

・風呂の残り湯を洗濯で使う

 水道水より温かいため、洗剤の量を少なくすることができ、節水効果もあります。

・シャンプーを使いすぎない
 適量を使用しましょう。

し尿排水(浄化槽排水)でできること

・浄化槽へ負担をかけない

 便器の清掃には、塩酸などを含む製品は使用しないようにしましょう。

 トイレットペーパー以外のものは、流さないようにしましょう。

・正しい浄化槽の維持管理

 保守点検 ・・・・・ 浄化槽の処理方式や規模によって定められた回数を実施しなければなりません。

 清掃 ・・・・・ 浄化槽内の汚泥などの汲み取りや調整、機器類の清掃を年1回以上実施しなければなりません。

 法定検査 ・・・・・ 指定検査機関(埼玉県環境検査研究協会)に依頼し、毎年1回行わなければなりません。

単独浄化槽から合併浄化槽への転換

単独浄化槽から合併浄化槽に転換するとトイレだけでなく台所や風呂などの排水も処理できるため、河川への負荷は約8分の1(BOD負荷量比)になります。

公共下水道が整備されたら家庭排水を公共下水道へ速やかに接続

下水道が使えるようになった地域は、一日でも早く水洗化(公共下水道へ接続)をお願いします。

私たちの心がけできれいな河川を実現しましょう。

このページに関するお問い合わせは
環境経済部 環境課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-6793

FAX:04-2954-6262

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