水富の上広瀬という所に、
このお地蔵さまには、こういうお話が伝わっています。それは、むかしむかし、源氏と平家がさかんに戦争をしていた頃のことです。
義仲をほろぼした頼朝は、次に人質の義高を殺すことにしました。殺されることを知った義高は、義理のお母さんの
義高は必死に走りました。府中から所沢をとおり、やっとのおもいで入間川を越えました。
これでひと安心と、後ろを振り向くとどうでしょう。鎌倉からの追手が馬をとばして、ぐんぐん近づいてきます。逃げる義高。馬で追う
『お地蔵さま、どうぞ私を助けてください。』とお地蔵さまの後ろに姿をかくしました。すると、不思議なことにあれほど近づいていた追手も義高を見失ってしまいました。
清水冠者義高は、このお地蔵さまの慈悲(あわれみのこと)によって危ないところを救われたそうです。
また、このお話とは別に、入間川3丁目の
※筆者より・・・昔ばなしと史実では、矛盾もありますが、筆者は
(狭山の絵本より)
地図
所在地
狭山市柏原69番地付近
関連項目
指定文化財
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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