城山砦跡の話

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更新日:2011年3月1日

城山砦跡の話

 柏原にあります「城山砦跡(しろやまとりであと)」は、別名「上杉砦(うえすぎとりで)」とも呼ばれ戦国時代の砦跡だといわれております。
 その昔、天文14年(1545)、扇ヶ谷(おおぎがやつ)上杉朝定(ともさだ)・山ノ内上杉憲政(のりまさ)古賀清氏(こがはるうじ)との連合軍8万余騎が北条綱成(つなしげ)の守る川越城を攻めました。そのとき川越城は、わずか3千の兵でしたが、北条軍はよくはげましあって戦い、簡単には落城しませんでした。(籠城半年にもおよんだといわれています。)
 やがて、天文15年(1546)、川越城を助けるため北条氏康軍(早雲の孫)が駿河(静岡県)より8千余騎でもって、夜をさいわいにと猛攻撃をかけ、油断していた8万余騎の連合軍をみごと打ち破りました。10倍近い大軍を負かしたということから、後の世まで 『川越夜戦(かわごえやせん)』といわれ語り伝えられています。
 この時、上杉憲政などが陣をはったところが、柏原の城山であったといわれております。また、鎌倉時代の武将柏原太郎の館跡(やかたあと)ではないかとの説もあります。
(広報さやま平成10年5月10日号より)

地図

所在地
狭山市柏原2376番地ほか

関連項目

指定文化財

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生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

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