むかし(鎌倉時代のころ)新田義貞が元弘3年(1333)5月8日、群馬県新田の生品明神で旗揚げをしまして、鎌倉を攻めました。
10日には入間川に到着し、小手指ヶ原へと向かいました。そのときの義貞伝説の場所が市内にはいくつかあります。
先ずは、入間川八幡神社の境内にあります「駒つなぎの松」。これは義貞が神社に戦勝祈願したとき、乗っていた馬をつないだ松だそうです。
柏原の永代寺のうら山あたりは義貞が陣屋をかまえたところといわれ「御所の内」といい「新田の館」というところもあります。
そして、奥富の瑞光寺には武運祈願したときにおさめられたといわれる「義貞の太刀」があるといわれています。
(広報さやま平成8年11月10日号より)
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