国民年金保険料を納付することのメリットは大きく4つあります。それぞれのメリットについて解説します。
メリット1.納付した分だけ将来の受給額が増える
国民年金や厚生年金、共済組合に合計で10年以上加入し、受給資格期間を満たした場合に老齢年金を受け取ることができますが、受給額は保険料の納付月数や納付額によって計算されるため、きちんと納付することで将来の受給額を増やすことができます。
また、「老齢基礎」として支給される年金の半分は税金(国庫負担)により賄われるため、保険料の未納などにより老齢基礎年金を受給できない場合、この税金分も受け取れないことになります。
メリット2.老齢年金は一生涯受け取れる
保険料を納付し、老齢年金の受給資格を満たした場合、生涯に渡って受給し続けることができます(終身年金)。
また、物価などの変動に応じて年金額の改定がなされるため、経済情勢が変動しても年金の実質的な価値は維持されますので、老後の生活を支える柱として、安心して受け取ることができます。
メリット3.不測の事態に備えることができる
年金には不測の事態に備えた保険としての役割があります。
国民年金の給付には、老後の「老齢年金」の他にも、病気やケガにより障害が残ったときの「障害年金」や、一家の働き手が亡くなったときの「遺族年金」などがあり、不測の事態によって、それまでのような収入が得られなくなったときの備えとなります。
ただし、障害年金や遺族年金を受給するには、国民年金保険料を納付して一定の要件を満たしている必要があるため、保険料の未納期間があるとこれらの年金を受給できなくなってしまう場合があります。
メリット4.納付した分は全額控除で節税できる
納付した国民年金保険料は全額が社会保険料控除の対象になるため、節税することができます。
被保険者(本人)の代わりに連帯納付責任者(世帯主・配偶者)が納付した場合は、実際に納付した方(世帯主・配偶者)が控除を受けられます。
このページに関するお問い合わせは
健康推進部 保険年金課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2941-5174
FAX:04-2954-6262
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