施設サービス(施設に入所してサービスを受ける）

施設サービスは、介護が中心か治療が中心かなどによって入所する施設を選択します。なお、施設サービスは要介護と認定された方が利用できます。
※入所の申し込みは、利用者が直接、介護保険施設へ行います。

日常生活に常時介護が必要で、居宅での生活が困難な方が入所します。
食事、入浴、排泄などの日常生活の支援や介護が受けられます。
※新規入所は、原則として要介護3以上の人が対象です。

病状が安定し、リハビリに重点を置いたケアが必要な方が入所します。
医学的な管理のもとで、日常生活の介護や機能訓練が受けられます。

急性期の治療が終わり、長期の療養を必要とする方のための医療機関の病床です。
医療、看護、介護、リハビリテーションなどが受けられます。

長期の療養を必要とする方のための施設で、医療のほか、生活の場としての機能も兼ね備えており、日常生活上の介護などが受けられます。

施設サービスを利用した場合の個人負担は、

1. 食事代・居住費以外のサービス費用（自己負担1割～3割）
2. 食事代の標準負担額
3. 居住費の標準負担額
4. 理美容などの日常生活費（全額自己負担）

の合計です。

所得の低い方の施設利用が困難にならないように、申請により、食費と居住費の一定額以上は保険給付されます。（第1段階～第3段階2）
軽減の利用には申請が必要です。

※介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）と短期入所生活介護（ショートステイ）を利用した場合は、()内の金額となります。
※制度改正に伴い、2021年8月利用分から負担限度額が変更になりました