限りある資源　水を大切に

「水は」命の源、私たちが暮していくためには、なくてはならないものです。蛇口をひねれば当たり前のように出て、何気なく使っているこの「水」は、どのようにして私たちのもとに届けられるのでしょうか。
狭山市の水は、主に利根川、荒川上流地域の山や平地に降った雨をダムでせき止めて貯水し浄水場に送り、飲み水にしているのです。
しかし、雨は私たちが望む時に必要なだけ降ってくれるとは限りません。
「水」は空からの贈り物。
雨という自然からの恵みに頼っている、とても不安定なものです。

安全な水を安定して皆さんのもとへ水道水としてお届けするためには、県水の購入などたくさんの費用がかかっています。
また、水道施設の老朽化、災害に強い施設作りなど、今日の水道を取り巻く環境にはさまざまな状況があり、今後維持管理に要する経費が大きな課題となってきています。
水道事業は地方公共団体が公営企業として設置し経営しておりますが、水道施設の維持管理費や県水の購入費は皆さんからの水道料金によって賄われるという独立採算制によって経営されています。
このため、給水サービスの充実を図り皆さんからの声を誠実に受け止め、貴重な水道料金を有効に活用することが強く求められています。
今後も将来を見据えた水道事業の健全な運営に全力で取り組んでまいりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。