市内入間地区では、毎年、10月中旬の土曜日・日曜日の二日間にわたり、埼玉県指定文化財である「入曽の獅子舞」が行われます。
一日目には、金剛院の本堂の前庭で獅子が舞われます。二日目には、金剛院と入間野神社の二カ所で獅子が舞われます。
二日目の獅子舞は、はじめに金剛院で行われ、その後、獅子舞の一行が大きな幟を持った氏子の代表を先頭に行列を組んで、入間野神社まで歩いて向かいます。神社にさしかかると一行の中の棒使い役が、棒術を行い、獅子が舞う庭を清めます。同時に、獅子役の舞が始まり、社殿の前庭まで移動して獅子舞が行われます。
当日は、入間野神社の秋の祭礼の日でもあり、子どもから大人まで大勢の人が、獅子舞を見に集まります。神社の参道の脇には、露店も立ち並び、たいへん賑わいます。
「入曽の獅子舞」も、埼玉県内のほぼ全域に分布する、一人立ちの三頭獅子舞の形式をとっています。また、獅子舞に寺院と神社がいっしょに関係しているのは、神仏混淆であった頃の名残と言えます。
場所
伝承地
入間野神社
狭山市大字南入曽640番地
金剛院
狭山市大字南入曽460番地
関連項目
社寺
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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