石橋供養塔

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更新日:2017年11月24日

石橋供養塔

川にかかる橋は、人々の往来に欠くことのできない大切なものでした。ことに、江戸時代になって馬などによる物資の運搬が盛んになると、その重要性はますます増えました。
しかしながら当時の人々は、悪霊や病気などの悪疫・病害虫なども、道や橋を通って村内に入り込むと考えていました。
丸彫りの地蔵菩薩を主尊とするこの供養塔は加佐志の共同墓地にあり、安永10年(1781)2月に建てられたものです。台座正面に「石橋供よう(羊へんに良)」とありますが、「よう(羊へんに良)」は「養」の異体字です。願主は僧侶と思われる「得性」と「風下村中」で、得性の指導のもと、村中の人々が浄財を出し合って建てたものであることがわかります。
なおこの供養塔は、かつては墓地の南を流れる久保川に面して建てられたもので、「風下」は「かざし」と読み、加佐志の当て字です。

  • 寸法:高さ117センチメートル・幅22センチメートル・台座高さ44センチメートル・台座幅28センチメートル

場所

所在地
狭山市大字加佐志186番地付近
加佐志共同墓苑

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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