これは浮き彫りの地蔵菩薩を主尊とするもので、中新田の愛宕神社境内にあり、宝永7年(1710)12月に造立されたものです。
「寒念仏」とは、1年でもっとも寒さの厳しい小寒から節分までの30日間にわたり、鉦をたたき念仏を唱えながら諸所を巡回する一種の苦行です。銘文によると、この供養塔は隆宗和尚の発願により行われたもので、それには13人の同行者がいたことがわかります。
なお、この石仏は道しるべになっており、台座正面に「右志んか志みち(新河岸道)左川こいみち(川越道)南まちや(町屋)西いるま川(入間川)」と刻まれています。
- 寸法:高さ113センチメートル・幅44センチメートル・台座高さ18センチメートル・台座幅60センチメートル
場所
所在地
狭山市大字中新田157番地
中新田愛宕神社
関連項目
社寺
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狭山市入間川1丁目23番5号
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