阿弥陀如来

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更新日:2018年8月9日

阿弥陀如来

阿弥陀如来は法蔵比丘(ほうぞうびく)という人が長い間功徳(くどく)を積み重ねた結果、ついに悟りの境地に到達して仏になったといわれています。
阿弥陀如来の功徳によって極楽往生できるという思想は、平安時代末期から鎌倉時代にかけての政治的混乱や打ち続く戦乱の中で、「南無阿弥陀仏」の名号(みょうごう)とともに全国に広まり、江戸時代になると庶民もこの石仏を造立するようになりました。
笹井の宗源寺(そうげんじ)境内にある阿弥陀如来は、寛文13年(1673)2月に建てられたものです。浮き彫りの立像は、親指と人差し指で輪を作る来迎印(らいごういん)を結び、その上部に「奉造立」の文字が、向かって右には「南無西方極楽世界阿弥陀仏」とあります。台座には、土豪層と思われる水村将監(しょうげん)をはじめ10名が願主として刻まれているので、彼らが極楽浄土を願って造立したものであることがわかります。

  • 寸法

高さ76センチメートル、幅36センチメートル、台座高さ12センチメートル、台座幅38センチメートル

場所

所在地
狭山市笹井2丁目17番8号
宗源寺

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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