これは浮き彫りの地蔵菩薩を主尊とするもので、笹井の宗源寺入口にあり、享保4年(1719)3月に造立されたものです。
この供養塔は、台座に「笹井村中」とあるので、同村の村人により建てられたことがわかります。この年は、隣接する根岸村をはじめ、入間川・北入曽・加佐志・東三ツ木・上奥富・下広瀬など8か村で、計9基の念仏供養塔が造立されています。これは全体の16パーセントにあたりますが、この現象は入間市や飯能市でも見られます。この年に多数の供養塔が建てられたのは、何らかの理由があってのことと思われますが、いまのところ不明です。
- 寸法
高さ95センチメートル、幅30センチメートル、台座高さ83センチメートル、台座幅50センチメートル
場所
所在地
狭山市笹井2丁目17番8号
宗源寺
関連項目
社寺
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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