糖尿病性腎症ってどんな病気
糖尿病性腎症は、糖尿病性の三大合併症の一つです。糖尿病で血糖値の高い状態が長期間続くことで、全身の動脈硬化が進行し始め、細かな血管が壊れ、老廃物をろ過することができなくなる病気です。急に尿が出なくなるのではなく、段階を経て病気が進行し、腎不全になると人工透析が必要となります。このため、できるだけ早期に発見し、適切な治療をすることが重要です。
医療機関での治療と併せて、生活習慣(食事、運動など)の見直しを行うことで、病状の維持や一定程度の改善が期待できる病気です。
糖尿病性腎症重症化予防対策事業ついて
狭山市国民健康保険に加入中の方を対象に、特定健診の結果や医療機関の受診データを活用して、糖尿病が重症化するリスクの高い未受診者・受診中断者を医療につなげる受診勧奨を行うとともに、糖尿病性腎症で治療中の患者のうち重症化するリスクの高い通院患者に対して食事や運動面等の相談や提案をさせていただき、人工透析に移行しないことを目的としています。
病気が進行すると医療費の負担が増えるだけでなく、通院や人工透析によりQOL(生活の質)の低下につながることが考えられます。そのため、早期に改善をすることが有効です。
本事業は埼玉県、埼玉県国民健康保険団体連合会との合同事業です。
糖尿病性腎症で未受診の方・治療を中断された方(受診勧奨)
糖尿病性腎症で未受診の方、治療を中断された方を対象に受診勧奨を行います。委託業者(日本システム技術株式会社)から2025年6月2日(月曜日)に書類を送付しました。
6月に書類を送付した方のうち、2025年7月までに受診されていない方を対象に、2025年11月から委託業者(日本システム技術株式会社)の専門職(医療専門職)による電話による更なる受診勧奨を実施しています。
未受診の方(サンプル)
治療を中断された方(サンプル)
糖尿病性腎症の重症化リスクが高い方(保健指導)
糖尿病性腎症で通院する方のうち、重症化するリスクが高い方で、かかりつけ医から事業参加の推薦があり、本人が参加希望をした場合に支援を行います。委託業者(株式会社ベネフィット・ワン)の専門職(保健師・管理栄養士等)から、2025年8月から12月頃にかけて面談や電話を4回行い、食事や運動面等の相談を通じて生活習慣改善の支援を実施します。対象の方には委託業者より2025年5月末に水色の封筒でご案内しています。
ご希望の方は、2025年7月31日(木曜日)までにかかりつけ医にご相談ください。
封筒サンプル
事業委託先(お電話を差し上げる場合があります)
保健指導・継続支援
株式会社ベネフィット・ワン 電話番号:0120-200-625
受診勧奨
日本システム技術株式会社 電話番号:0120-250-092
本事業は、狭山市及び埼玉県国民健康保険団体連合会が事業主体となりますが、事業実施にあたり株式会社ベネフィット・ワン(保健指導・継続支援)、日本システム株式会社(受診勧奨)へ事業委託をしています。そのため、通知の発送及び、電話による勧奨は委託事業者が行います。なお、プログラム実施のための個人情報は、埼玉県国民健康保険団体連合会から委託事業者にしていますが、目的以外で使用することは一切ありません。個人情報の取り扱いは。「個人情報の保護に関する法律」等に基づき、適切に管理しています。
このページに関するお問い合わせは
健康推進部 保険年金課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2941-5174
FAX:04-2954-6262
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