成人男性の風しん抗体検査・予防接種

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更新日:2024年3月8日

2018年夏以降の風しんの感染拡大を受け、過去に風しんに係る接種を受ける機会がなかった成人男性を対象に、対象者の抗体保有率を90パーセントに引き上げることを目標とした国の追加対策に基づき、令和元年度(2019年度)から令和6年度(2024年度)までの間に、風しんの抗体検査・予防接種を無料で実施しています。
今回対象となった方の約80パーセントは既に抗体を保有していることから、ワクチンを有効的に活用するため、まず抗体検査を受け、抗体価が十分でないと判定された場合に予防接種を行います。2025年3月31日で終了となりますので、風しんの発生とまん延を防ぐために、抗体検査を受検しましょう。

対象者

狭山市に住民登録があり、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性で未受検の方
※2019年度から2023年度に抗体検査・予防接種を受けた方は対象になりません。
※対象の方には、2024年4月末に新たなクーポン券を送付します
※新たなクーポン券が届く前に検査等を希望する場合は、令和5年度のクーポン券を利用し受けることができます。クーポン券の有効期限が2024年3月31日と記載されていますが、抗体検査・予防接種ともに2024年4月30日までは、有効期限を修正せずにそのままお使いいただけます。新たなクーポン券が届きましたら、二重受検を防止するために令和5年度のクーポン券は破棄してください。
※2014年4月1日以降に受けた風しん抗体検査等により十分に抗体があることが判明している方は、今回の抗体検査を受ける必要はありません。十分に抗体があり、今後新たなクーポン券の送付を希望されない方は「成人男性の風しん抗体保有率調査」にてお知らせください。
成人男性の風しん抗体保有に関するアンケート(外部サイト)

実施期間

2019年4月1日から2025年3月31日
※ご自身とこれから生まれてくる世代の子どもを守るために、お早めに検査をすることをお勧めします

風しん抗体検査・予防接種を受けられる場所

□風しん抗体検査
全国の指定の医療機関

  • 国民健康保険に加入している方は、医療機関で行う特定健康診査の機会に受けられます。
  • 生活保護・中国残留邦人等支援給付を受給中の方は、健康診査の機会に受けられます。
  • 社会保険に加入している方は、職場の事業所健診の機会に受けられる場合がありますので、詳細については、職場の健診担当部署へお問い合わせください。

□風しん予防接種
全国の指定の医療機関等
※本事業に参加している全国の医療機関等で受けられます。詳しくは、厚生労働省ホームページ(外部サイト)でご確認ください。なお、定期予防接種の業務を行う医師名を実施機関に掲示することとなっているため、実施機関においてご確認ください。

費用

1人につき1回まで抗体検査、予防接種とも無料で受けられます。

風しん抗体検査対象者フロー

以下のフローに従い、あなたが対象者であるかを確認してください。

※1.風しんウイルス、風しん抗体の検出
※2.風しんワクチン、麻しん風しん混合ワクチン(MR)、麻しん・風しん・おたふくかぜワクチン(MMR)
※3.抗体検査の結果、十分な抗体を保有していない判定

抗体検査から予防接種までの流れや日程は医療機関ごとに異なります。受診する医療機関にお問い合わせください。

埼玉県が実施する無料の抗体検査

妊娠を希望される女性(16歳以上50歳未満)とその同居家族の方は、ご自身に免疫があるかを確認するために「風しん抗体検査(無料)」を受けることができます。詳しくは埼玉県ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

風しんの抗体検査・定期予防接種費用助成金について

風しんの抗体検査・予防接種を指定医療機関以外で受けた場合にかかる費用を償還払いします。
詳細は保健センターへお問い合わせください。

風しんとは・・・

風しんウイルスの飛沫感染(だ液のしぶきなど)によって起こります。軽い風邪症状ではじまり、発しん、発熱、リンパ節の腫れが主な症状です。発しんも熱も約3日間で治るので「三日ばしか」と呼ばれることもあります。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。血小板減少性紫斑病は3,000人に1人、脳炎は6,000人に1人くらいです。大人になってかかると重症になります。
また、妊娠中の女性(特に妊娠初期)がかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持ったお子さんが生まれる可能性があります。

副反応

接種1週間前後の副反応として最も多くみられるのは発熱です。その他としては、発疹、発赤、接種部位の腫れやしこり、リンパ節の腫脹や関節痛等の症状がみられる場合があります。通常は一過性で、数日中に消失します。まれな副反応として、脳炎・脳症が100万人から150万人に1人以下の頻度で報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合があります。万が一、高熱やけいれん、腫脹等の症状が強くでた場合は、医師の診察を受けてください。

予防接種による健康被害救済制度

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、極めてまれに健康被害の発生がみられます。万が一、予防接種による健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための制度がありますので、ご相談ください。

このページに関するお問い合わせは
健康推進部 保健センター

狭山市狭山台3丁目24番地

電話:04-2959-5811

FAX:04-2959-3074

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