狭山市の自殺対策

2006年(平成18年)に自殺対策基本法が制定され、国を挙げて取り組みが推進された結果、自殺者数は年々減少傾向にありますが、いまだに年間2万人を超えるかけがえのない「命」が自殺により失われており、狭山市においても、毎年20人を超える方が自ら「命」を絶っている現状があります。
こうした中、2016年(平成28年)4月に自殺対策基本法が改正され、自殺を防ぐための計画の策定が地方自治体に義務付けられたことに伴い、本市の取り組みをより一層推進していくことを目的に『誰も自殺に追い込まれることのない地域社会の実現』を基本理念とした「狭山市自殺対策計画」を策定いたしました。
自殺は、個人だけの問題ではなく、その多くが”防ぐことができる社会的な問題”と考えられることから、本計画の策定を契機に、今後、庁内関係課の連携はもとより「保健・医療・福祉・教育・労働」などさまざまな分野の機関や団体とも連携を図りながら、総合的な自殺対策を推進してまいります。

〇狭山市自殺対策計画
〇狭山市自殺対策会議・実務者会議
〇こころの健康づくりの啓発と相談窓口の周知
〇自殺対策を支える人材の育成
〇相談シート、チェックリストの作成、活用による関係機関との連携強化
〇こころの健康に関する相談・支援