第68回狭山市成人式（2022年1月挙行）狭山台中学校代表による「新成人の主張」

私の名前は、一期一会の一会と書いてイチカといいます。
広辞苑で一期一会の意味を調べると、一生に一度しかない機会と説明されています。
長い人生を有意義に過ごすためには、人との繋がり、出会った物との繋がりがとても大切だと思います。
私は、自分の名前の意味のように、物心ついた頃から、心をこめて人に逢い、人に優しく、人との出会いを大切にと思いながら生きてきました。
成人式を迎えた今、皆さんは20年間を振り返り何を感じますか？私が今感じることは、今まで私に出逢ってくださった多くの方々への感謝の気持ちです。これまでの人生を振り返ってみると、多くの人々に支えられて生きてきたと思います。一人で悩んでいても解決できことや、一生懸命頑張るだけでは上手くいかないことがあると思います。
私は大学に進学して、今まで習ったことのない分野を学び、バイトも始め、新しい環境で上手くいかなくなりました。そのとき支えてくれたのは、友人であり、家族であり、周りの環境でした。支えてくれた方達に対してどれだけ感謝しても足りないと思います。
人との繋がりが希薄になりがちな環境ですが、今まで以上に人との繋がりを大切にし、周囲の人々と、生まれ育った狭山市への感謝の気持ちを忘れずに、生きたいと思います。また自分の言葉や行動に責任を持ち、今度は自分が誰かの支えとなれるよう日々精進していきます。