第68回狭山市成人式(2022年1月挙行)柏原中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2022年1月12日

第68回狭山市成人式における、柏原中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

柏原中学校代表「新成人の主張」

私は、今回このような発表の機会をいただいたときに10歳のときに20歳の自分に向けたメッセージを書いていたことを思い出しました。10歳の私によると、20歳の私は、水泳でオリンピックに出場し、かつ医者を目指しているそうです。現在私は、オリンピック選手でもなく医者を目指せるほど頭もよくありません。いつの間にかこのようになってしまいました。しかし、小さいころからこの目標に向かって、水泳の練習を頑張ってきたお陰で、今私はトライアスロンという競技に出会うことができました。トライアスロンとは、水泳、自転車、ランニングの3種目を順番に行い、その合計タイムを競う競技です。私は、小中高と練習してきた水泳を生かして、昨年10月に行われた全国大会に出場することができました。そして、今の目標は、学生でいるうちに9月ごろに行われる日本選手権に出場することです。目標を持つことは、それがどんなに無謀でも、またそれが達成できなかったとしても、非常に大事なことだと私は思います。なぜなら、その目標を達成するためにした努力が新しい目標ができたときに役に立つだけでなく、それを達成するために費やした時間は、非常に充実していて有意義なものだからです。事実、今私は誰よりも充実した学生生活を送っていると自負しています。20歳になった今、何者にでもなれた小さいころと違い、例えば、私が今からオリンピック選手や医者になるのが99%不可能なように、自分の可能性というものはどうしても狭まってしまいます。そのため、目標や夢を持つことが難しくなってしまうと思います。しかし、私はどんなに小さくてもいいから目標を持ち続けそれに向かって精進し続ける、そうやって社会の一員として生きていきたいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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