第68回狭山市成人式(2022年1月挙行)堀兼中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2022年1月12日

第68回狭山市成人式における、堀兼中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

堀兼中学校代表「新成人の主張」

時の流れは早いもので、中学校卒業から5年が経ちました。皆、それぞれの場所で頑張っていることと思います。20歳になり、大人と呼ばれるようになってきたことに、嬉しいような、寂しいような、不思議な感覚を覚えています。
今、私は大学でSDGs(持続可能な開発目標)について学んでいます。人間と環境、そして人と人とが調和し、共に生きていくためにはどうすればよいのかを日々考えています。SDGsでは「誰一人取り残さない」という理念を掲げています。そのためには、多様性の尊重が何よりも大切になってきます。私たち人間は同じではありません。人種も宗教もジェンダーも生活環境も違います。お金や時間、人間関係に対する価値観も違います。そして、自分の「当たり前」や「普通」が必ずしも正解ではありません。かつて中学校生活を共にした友人たちとは、意見の相違によりぶつかり合ったこともありました。しかし、その度に相手の話に耳を傾け、お互いの立場を理解しようとしてきましたね。
これからの社会を担う私たちには、多様性を尊重し、その多様性を活かせる社会にしていく責任があると考えます。また、同調圧力に屈することなく、自分の意思を持ち続けることも大切です。皆が自分の意思で将来を決め、本当にやりたいこと、なりたいものになれるよう祈りますとともに、それを受け入れてくれる社会を実現できるよう、知見を広げていきたいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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