2025年12月16日(火曜日)県営大久保浄水場(さいたま市)から、浄水の臭素酸が水道法に定める水質基準値(0.01ミリグラム/リットル以下)を超える濃度で検出されたと報告がありました。
狭山市の対応
狭山市では、埼玉県大久保浄水場から供給されている県水と自己水(入間川の伏流水と深井戸)の2つの水源で得た水を水道水として供給しています。
今回、埼玉県からの報告を受け、県水受水施設である稲荷山配水場、水野配水場、堀兼浄水場の受水を停止し、自己水を供給している各浄水場を稼働させました。
その後、埼玉県より臭素酸が水質基準値を下回ったとの報告を受け、現在は県水の受水を再開しています。
狭山市の水道水の検出状況
狭山市では、県水受水施設の送水管出口及び給水管末において緊急の水質検査を実施した結果、
水道水から水質基準値を超える臭素酸は検出されませんでした。
| 採水地点 | 採水日時 | 臭素酸(単位:ミリグラム/リットル) | |
|---|---|---|---|
検査結果 |
基準値 | ||
| 県水受水池 | 2025年12月17日8時30分頃 | 0.008 | 0.01 |
| 県水供給区域 給水管末 | 2025年12月17日8時30分頃 | 0.005 | 0.01 |
健康影響
臭素酸の水質基準値は長期的に飲用した際の健康影響を評価したものであり、安全性を十分考慮して設定されていることから、基準値を超過した水を飲用したことにより、直ちに健康に影響を与えるものではありません。
埼玉県報道発表
大久保浄水場浄水での水質基準値を超える臭素酸の検出について(外部サイト)
このページに関するお問い合わせは
上下水道部 水道施設課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2968-6496
FAX:04-2954-6262
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