リプロダクティブ・ヘルス/ライツ

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更新日:2024年12月10日

男女がお互いの身体的特質を十分に理解し合い、人権を尊重して思いやりをもって暮らせる社会が男女共同参画社会です。妊娠・出産等に関する女性の健康と権利に関する情報を提供します。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは

「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」(リプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツと読みます)は、「性と生殖に関する健康と権利」と訳され、1994年にエジプト・カイロで開催された国際人口開発会議において提唱された概念です。女性のライフサイクルを通して、性と生殖に関する健康・生命の安全を権利としてとらえるもので、女性の人権の重要な概念の一つとして認識されています。

「リプロダクティブ・ヘルス」とは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも、本人の意思が尊重され、自分らしく生きられることです。

「リプロダクティブ・ライツ」とは、自分の身体に関することを自分自身で選択し、決められる権利のことです。

「私のからだは私のもの」「産む・産まないは女性の自己決定」という言葉は、当事者である女性自らが自己決定することを表しています。この権利の獲得は、すべてのジェンダー(注1)に基づく暴力などによって傷つけられず、身体・性について正しい認識を持ち、健康を確保して豊かな生涯を送ることができる社会を育むためのものです。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、性の問題、思春期の問題、妊娠、出産、中絶、避妊、不妊、性感染症、更年期障がい、また、性暴力や買売春など、さまざまな問題を幅広く含んでいます。すべての人が正しく性の知識を得ることが大切です。

「自分のからだは自分で守る」ことから実践し、大切な家族やパートナーにもその大切さを伝えていきましょう。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する国の施策については、内閣府男女共同参画局ホームページ(外部サイト)から確認できます。

(注1)ジェンダー:生物学的な性別に対して、社会的・文化的に作られる性別のことです。女らしさ、男らしさといった言葉で表現されるもので、生物学上のオス・メスを示すセックスと区別されます。それ自体に、良い・悪いの価値を含むものではありません。

狭山市の取り組み

第5次狭山市男女共同参画プランでは、基本方針3「安全・安心に暮らせる生活環境の構築」、施策1「男女の生涯にわたる健康支援」において、「性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)についての理解と尊重」を位置づけ、取り組むこととしています。

第5次狭山市男女共同参画プランはこちら

女性の健康づくり

女性は、妊娠や出産をする可能性があること、子宮がん乳がんの予防や早期発見が重要であることなど、ライフサイクルを通じて男性とは違う問題に直面することがあります。生涯を通じて心身ともに健康に生活できるよう、健康づくりや介護予防について正しい知識を身につけましょう。

このページに関するお問い合わせは
市民部 男女共同参画センター

狭山市入間川1丁目3番1号(市民交流センター2階)

電話:04-2937-3617

FAX:04-2937-3616

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