認知症とは(症状など)

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更新日:2025年12月26日

認知症は、誰にも起こりうる脳の病気によるもので、2040年には高齢者の3.3人に1人が認知症または軽度認知障害になると見込まれています。

MCI(軽度認知障害)

日常生活に影響を及ぼす程度ではないため認知症とは診断されませんが、記憶障害などの軽度の認知機能障害が認められ、正常とも言い切れない中間的な段階を「MCI(軽度認知障害)」と呼びます。
MCIと診断された人は、必ずしも認知症に移行するとは限りません。この状態にとどまっている人、健常に戻る人も多く報告されています。この段階で、脳の活性化や生活習慣の改善に取り組むことは非常に重要です。
また、MCIの段階で、認知機能の低下をおこす原因疾患がわかれば、適切な治療により進行を予防できる可能性が高くなります。
(全国キャラバン・メイト連絡協議会「認知症を学びみんなで考える」より一部抜粋)

若年性認知症

65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」と呼びます。
若年性認知症の人は、働き盛りで、就学期の子どもがいる場合も多く、仕事を辞めなければならなくなると、経済的困難に陥ってしまいます。育児・家事に関する困難など、高齢者と異なる問題も生じます。
また、高齢の人の場合に比べ、周囲の人も家族も、病気を理解し、受け入れられるのに往々にして時間がかかります。職場や地域での理解や手助けが求められます。
(全国キャラバン・メイト連絡協議会「認知症を学びみんなで考える」より一部抜粋)

加齢による「もの忘れ」と認知症の違い

加齢によるもの忘れ 認知症によるもの忘れ
体験の一部を忘れる、何を食べたか忘れる 体験の全部を忘れる、食べたこと自体を忘れる
目の前の人の名前が思い出せない 目の前の人が誰なのかわからない
物の置いた場所を思い出せないことがある 置き忘れ・紛失が頻繁になる
ヒントがあると思い出せる ヒントがあっても思い出せない

認知症の種類

アルツハイマー型認知症

脳の神経細胞が徐々に減少し、脳が萎縮する(縮む)ために起こる病気で、認知症で最も多いタイプです。
最近のことを忘れる、同じことを何回も言う、嗅覚が衰え悪臭に気がつかないなどの症状が見られ、緩やかに進行していきます。

脳血管性認知症

脳梗塞や脳出血等により、脳細胞に十分な血液が送られずに、脳細胞が壊死する病気です。
脳のどの部分が障害されたかによって症状は異なります。手足のマヒや歩行障害等の神経障害を伴うことが多いほか、気分の落ち込みや意欲低下がみられ、段階的に進行していきます。

レビー小体型認知症

レビー小体というたんぱく質が脳の神経細胞にたまる病気です。
パーキンソン病に似ている症状(手足のこわばり、小刻み歩行等)がみられるほか、人物や動物、昆虫など詳細な幻覚や妄想がみられます。

前頭側頭型認知症

脳の前頭葉や側頭葉を中心に徐々に萎縮する病気です。
我慢や思いやり等の社会性を失い、「わが道を行く」行動をとるような症状がみられます。

認知症の症状

認知症の症状や進行スピードは、原因となる病気の種類、本人の性格、周囲の環境、生活習慣などによって一人ひとり大きく異なります。

記憶力が低下します(記憶障害)

  1. 新しいことが覚えられなくなります。
  2. 覚えていたことをすぐに忘れてしまいます。

時間や場所など、周囲の状況がわからなくなります(見当職障害)

見当職とは、現在の年月・時刻や自分のいる場所などの基本的な状況を把握することです。

  1. 予定に合わせて準備することが難しくなります。
  2. 日付や季節、自分の年齢などがわからなくなります。
  3. 自分のいる場所や周囲の人との関係がわからなくなります。

ものごとを考えることや判断に支障が出てきます(理解・判断力の障害)

  1. 考えるスピードが遅くなります。
  2. 一度の処理できる情報量が減り、二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなります。
  3. 普段の生活と違うことが起こると混乱しやすくなります。
  4. 自動販売機などの目に見えない仕組みが理解しづらくなります。

計画を立てて、物事を進めることができなくなります(実行機能障害)

  1. 段取りよく、計画を実行することができなくなり、日常生活を首尾よく営めなくなります。

認知症の方を介護されるご家族の皆さんへ

家族だけで対応の難しいケースもありますが、家族だけで悩まず、医療や公的援助などを活用して、負担を減らすことも大切です。

相談窓口

地域包括支援センター

地域で暮らす高齢者の皆さんを、介護・福祉・健康・医療など、総合的に支援する相談窓口です。認知症が心配になったら、お住いの地区を担当している地域包括支援センターにご相談ください。
相談時間:9時から17時(月曜日)から(金曜日)※祝日・年末年始は除く。

もの忘れ相談医

狭山市医師会が行う認知症研修を受け認定された医師で、専門機関と連携を取りながら認知症診療に積極的にかかわる医師のことです。

認知症疾患医療センター

認知症疾患医療センターとは、認知症疾患における鑑別診断や専門医療相談、地域連携の推進や情報発信を行う専門医療機関で、埼玉県が指定しています。
※受診にあたっては、事前予約が必要です。また、原則、かかりつけ医等からの紹介が必要になりますので、必ず事前に電話で確認してください。

認知症介護の電話相談

公益社団法人認知症の人と家族の会埼玉県支部では、認知症の人の介護に悩んだり戸惑ったりしておられる方を支援するため、電話相談を受けています。
ひとには話せないような悩みごとやグチでも、介護経験のある「家族の会」の世話人がお話を伺います。どうぞお気軽に電話してください。

オレンジカフェ

認知症の人とその家族が安心して過ごすことができ、情報交換や相談ができる場です。認知症の有無や年齢に関わらず、どなたでも参加できますので、気軽にお立ち寄りください。

関連情報

このページに関するお問い合わせは
健康推進部 介護保険課

電話:04-2941-4892

FAX:04-2954-6262

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