認知症への取り組み

社会全体が急速な高齢化を迎えている日本。高齢者が増えることで、認知症高齢者数も増加の一途をたどっており、団塊の世代が75歳以上となる令和7年(2025年)には約471万人、65歳以上の人口がほぼピークとなる2040年には約584万人(高齢者の6.7人に1人)に達すると推計されています。

狭山市は認知症に対する理解が進み、認知症になっても家族や地域住民、関係機関等の理解・協力のもと、尊厳が守られ、自分らしく安心して暮らしていくことができるまちを目指します。

講座開催情報

講座名 日時 会場 講座内容
認知症サポーター養成講座

2025年11月12日(水曜日)
14時から15時30分

中央公民館 認知症の症状等の基礎知識、認知症の方への対応方法などを学びます。
認知症サポーターステップアップ講座

2025年12月5日、12月12日(両日とも金曜日)
13時から15時
※2日間の講座です

中央公民館 認知症サポーターの次なる展開と地域活動を具体化し、地域で活動できる認知症サポーターの育成を目的とした講座です。

認知症の症状

認知症とは、脳の細胞が壊れてしまったり、働きが悪くなったりすることで、さまざまな障害が起こり、生活をするうえで障害が出ている状態が継続(およそ6か月)している症状を指します。使い慣れていたものの使い方が分からない、知っている道のはずなのに迷うことがあるなどの症状が出る場合があります。

認知症かもしれないと思ったときには

近年、認知症は早期発見・早期治療により、症状の進行を遅らせられることが分かってきました。認知症かなと思ったときは、一人で悩まず、かかりつけ医や地域包括支援センターにご相談ください。
また、認知症をご本人や家族が認めたくないという気持ちから、発見が遅れてしまうこともあります。認知症には、早期発見が重要です。ご本人やその家族のためにも、身近な方で認知症かも?と思われる方がいましたら、早めの相談(受診)を勧めてください。

認知症の初期症状や、見守りをはじめとする対応方法などが分かりやすく説明されています。

相談窓口

どこに相談すればいいの?

「最近、物忘れが増えた」、「同じ話の繰り返しがある」等、気になることがあったら、まず、身近な相談窓口(地域包括支援センター)や、本人をよく知っている「かかりつけ医」に相談しましょう。
かかりつけ医がいない場合、または診断が難しい場合は、「精神科」、「脳神経内科」、「心療内科」を設けている病院を受診するとよいでしょう。

地域包括支援センター

地域で暮らす高齢者の皆さんを、介護・福祉・健康・医療など、総合的に支援する相談窓口です。
認知症が心配になったら、お住いの地区を担当している地域包括支援センターにご相談ください。
相談時間:9時から17時(月曜日)から(金曜日)※祝日・年末年始は除く。

もの忘れ相談医

狭山市医師会が行う認知症研修を受け認定された医師で、専門機関と連携を取りながら認知症診療に積極的にかかわる医師のことです。

認知症疾患医療センター

認知症疾患医療センターとは、認知症疾患における鑑別診断や専門医療相談、地域連携の推進や情報発信を行う専門医療機関で、埼玉県が指定しています。
※受診にあたっては、事前予約が必要です。また、原則、かかりつけ医等からの紹介が必要になりますので、必ず事前に電話で確認してください。

認知症介護の電話相談

公益社団法人認知症の人と家族の会埼玉県支部では、認知症の人の介護に悩んだり戸惑ったりしておられる方を支援するため、電話相談を受けています。
ひとには話せないような悩みごとやグチでも、介護経験のある「家族の会」の世話人がお話を伺います。どうぞお気軽に電話してください。

関連情報(狭山市の取り組みなど)

このページに関するお問い合わせは
健康推進部 介護保険課

電話:04-2941-4892

FAX:04-2954-6262