第67回狭山市成人式(2021年11月挙行)入間野中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2021年12月15日

第67回狭山市成人式における、入間野中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

入間野中学校代表「新成人の主張」

 今の自分をつくり上げたものはなんでしょうか。きっと、答えは1つではないですし、確かな答えがあるわけでもありません。ただ私が思うに、今の自分は「他者」の存在なしには成り立たなかったと思います。
 最近そのことを強く感じるのは、友人や地域の方々と話している時です。新型コロナウイルスの影響で、昨年の春から夏にかけては、家族以外の他者と話す機会がめっきり減りました。そうすると、以前よりも自分のいいところ、悪いところが見えづらくなったのです。私の場合、自粛期間の時間感覚は「漫然」の一言でした。しかし、夏が明けると、徐々に家族以外の他者と触れ合う機会が増え、時間の感じ方は一変しました。言い過ぎかもしれませんが、他者の言動一つ一つが私の言動や思考に影響を与えるようになったのです。自分に自信が持てるようになったり、逆に今の自分がこのままでいいのか内省する時間も増えました。
 この経験から、人は他者との関わり合いの中で自分自身を見つめるのだと思いました。自分一人では気づかないことも他者とのつながりの中でなら気付けるということです。だからこそ、自身の問題は自分だけで解決しようとするのではなく、他者とのつながりの中で解決することが重要だと考えます。成人になった今だからこそ、これからの社会生活でこのことを大切にしたいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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