第67回狭山市成人式(2021年11月挙行)山王中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2021年12月15日

第67回狭山市成人式における、山王中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

山王中学校代表「新成人の主張」

 2000年、2001年という世紀の節目に生まれた私たちも、本日こうして成人式を迎えられることを嬉しく思います。
 世界中に広がった新型コロナウイルスの影響で先の見えない日々のなか、自分の無力さを痛感し、不安や焦りを感じることも多くあったと思います。私もそのうちの一人でした。
 しかしこの状況の中で、私には励みにしている言葉がありますので紹介します。
 「なにひとつうまくいかないときこそ、強くなれるチャンスである。」
 これは、ユニセフの特別親善大使としてその活動に人生を捧げた女優、オードリー・ヘップバーンの言葉です。彼女は戦争下に生まれ、常に死と直面した生活を送っていました。そんな中でも自分の信念を貫き、揺るぎない軸を持ちこの言葉を発したのです。
 現在の状況に「コロナだから」と足踏みするだけではなく、その中で自分のできることをみつけ、一歩踏み出す勇気と時間を私に与えてくれたのだと思い、前に進むチャンスに繋げようという気持ちになりました。
現在、大学の授業はリモートで行われ、ずっと続けているダンスの活動も思うように行えずにいますが、この時間を無駄にせずチャンスに変えられるよう、様々な資格を取り、自分磨きに力を入れています。そして希望の道に進むための法律の勉強にも一層力を入れ、視野を広く持てるよう邁進しています。
 私たちはすでに大人2年目ですが、ただ歳を重ねるだけでは真の大人とは言えません。今この環境下で何を考え、どう行動すべきか。自分自身の行動、言動に責任を持ち、大人としての自覚を持つことを常に意識して、今後の人生を歩みたいと強く考えています。そしてこの先、何一つうまくいかない状況に直面しても、それをチャンスだと捉え、乗り越えて素敵な大人になりたいと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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