第67回狭山市成人式(2021年11月挙行)西中学校代表による「新成人の主張」

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2021年12月15日

第67回狭山市成人式における、西中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

西中学校代表「新成人の主張」

 新型コロナウィルスの流行により、各所で多くのイベントが残念ながら中止になってしまったなか、この狭山市の成人式という場で成人を迎えられることをうれしく感じます。中学を卒業して以来、会うことのなかった同級生たちが今となっては働いていたり、大学や専門学校に行っていたりして、自らの夢や目標に向かっている姿を見て、それぞれの変化や成長に感動や驚きを感じています。
 子どもだった自分が一人の大人になっていき、自分の将来について考えることはよくあったのですが、自分が将来どのような生活をしたくて、今こうしているのかということははっきりと思い浮かべることができませんでした。私の友人たちは自分のやりたいことや将来の目標が決まっている人が多く、その夢のために様々な努力を重ねていますが、ここにいる皆さんの中には私のように将来について不安を感じている人も多いでしょう。
 しかし、自分の将来について必ずしも明確な目標が必要ではないと私は思います。現在、コロナウィルスの影響で私を含めた多くの大学生が自宅での学習を強いられています。そのように過ごす毎日は知り合いや友人とあまり会うこともできず、大した変化もなく、正直つまらないものです。私はこうした現状を受けて、自分が今、大切にしなければいけないことは今の時間をどう過ごしていくかということなのではないかと思いました。家にいる時間が増えたからこそ、家でできることを探してみよう。友人と会えないからこそ、友人とコミュニケーションを多くとろう。今ある状況に打ちひしがれるのではなく、どうすれば充実した時間を送れるのか考えてみる。今という時間を精一杯生きていけば自然と将来のことが見えてくるのではないでしょうか。自分の将来が不明瞭であるからこそ、私は今を大切に生きていこうと思います。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。