第67回狭山市成人式(2021年11月挙行)柏原中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2021年12月15日

第67回狭山市成人式における、柏原中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

柏原中学校代表「新成人の主張」

 私は20歳の誕生日を自粛生活のまっただ中で迎えました。そんな中、これまでの20年間を振り返って気付いた、大きな二つの存在があります。
 一つは、狭山市を循環する西武バスです。私は座席から見える狭山の景色がとても好きです。特に、晴れた日の早朝、昭代橋の上を通る際に見える富士山は絶景です。バスは日常の一部であり、当たり前だと感じていましたが、私にとって唯一無二の存在で、多くの思い出が詰まっていると改めて感じました。
 二つ目は、地元の友人です。高校や大学、アルバイト、サークル活動などを通して、関わる人の生活圏は年々広がっていきました。その中で、小中の9年間をともにした柏原の友人たちは、思い出深く、特別なものだと感じました。毎日歩いた通学路、白い息を吐きながら走った冬の朝練、班のメンバーとの掃除の時間。本当に何気ない日常が、今ではとても懐かしく、愛おしくさえ感じます。最近は、それぞれの夢や目標に向かっている姿、会う度に大人になっていく姿を見て、とても刺激になっています。成人した友人同士でお酒をのみ、語り合う未来があることを、彼らと机を並べ給食を食べていた5年前の私は想像もできませんでした。幼少期から中学卒業までを柏原の友人と過ごしたことは、私にとってかけがえのない経験であり、一生涯の心の支えになるでしょう。
 本日、大好きな仲間とふるさと狭山で成人式を迎えることができ、とてもうれしいです。自分を支えてくれている人達に感謝を忘れず、私自身も誰かの人生に貢献できる人間になりたいです。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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