狭山市駅東口よりバスに乗り、狭山台団地終点で下車、稲荷山を左にながめながら、窪川をわたりますと大きな菩提樹が見えてきます。ここが堀兼の羽黒神社で、7月中旬には天王さまの祭礼が行われます。天王さまのお祭りは、古来より夏の疫病を追い払うために行われております。
羽黒神社の始まりは、昔奥州の伴蔵人という者が羽黒権現の夢つげのとおり、武蔵の国へやって来て開拓しました。その時に村の産土神として羽黒権現を祀ったのだそうです。ご祭神は倉稲魂命ですが、合祀神としては須佐之男命です。
これは牛頭天王と呼ばれるたいへんに荒っぽい神さまで、すべての病気や災害を村から追い払ってくれる神様として信仰されてきました。神社の氏子たちが特殊なワラぞうりをつくり、塞ぎとして村の境につるしたこともあったそうです。今は堂内で百万遍の数珠 くりの行事が伝承されているのみです。※現在は行われていません
(広報さやま平成9年7月10日号より)
地図
所在地
狭山市大字加佐志174番地
羽黒神社
関連項目
社寺
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