広瀬浅間神社の火まつり

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2011年3月1日

広瀬浅間神社の火まつり

 夏休みも終わるころになりますと、市内の水富地区、上広瀬の浅間神社では夏の風物詩「スイカ(まち)」といわれる、めずらしい火まつりがおこなわれます。浅間さまは安産の神さまといわれ、子ども連れのご婦人の参詣者が多いことで有名です。
 まつりのポスターには「富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)鎮火祭(ちんかさい)」と書かれてあって、広瀬ろ(まるろ)(こう)によるお焚き上げという行事があります。
 3メートルと2メートルほどの桑の枝でつくった護摩木(ごまき)に火をつけることをお焚き上げといいます。このときがおまつりのクライマックスとなり、夜空に赤々と燃えあがる大・小の護摩木、その中を広瀬ばやしが祭りを盛りあげ、夜店では元気な子どもたちの声がおそくまでつづきます。
 火まつりは養蚕(ようさん)【カイコ】の豊作、子育て安産、鎮火(防火)の3つを祈願(きがん)したものといわれています。
 昔はこの季節、さいごのスイカを売ろうと、(たすき)坂にはスイカ売りの店が並んでいたのだそうです。 広瀬浅間神社(富士浅間宮)火まつりは、狭山市の無形民俗文化財に指定されており、8月21日の夜におこなわれます。
(広報さやま平成15年8月10日号より)

場所

伝承地
狭山市大字上広瀬983番地の2
広瀬浅間神社

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。