蜂の巣について

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更新日:2024年3月18日

蜂の種類

(1)オオスズメバチ

5月から初冬頃によく見かけるもので、体はスズメバチの中では最大で攻撃性は非常に高く、毒性も強いです。巣は土の中や樹木の幹の中に作ります。巣の寿命は基本的には1シーズンで冬には蜂はいなくなります。発見した場合には巣から静かに且つ速やかに離れるなどの注意が必要です。また巣を探す事は困難で、個人で駆除するのは非常に危険です。業者に駆除依頼をしてください。

(2)キイロスズメバチ

5月から初冬頃によく見かけるもので、体はスズメバチの中では比較的小型ですが、攻撃性は非常に高いのが特徴です。巣はまだら模様の丸型。樹木の枝、屋根裏や軒下、床下など風雨を防げる場所で巣を作ります。巣の寿命は基本的には1シーズンで冬には蜂はいなくなります。
人家など人の生活圏に近い場所に営巣することもあるため、被害の多い種類となります。

(3)アシナガバチ

4月から初冬頃によく見かけるもので、体はスズメバチよりやや小さく、スズメバチと比べておとなしい性格で、こちらから刺激をしない限り積極的に攻撃をしてくることはありません。巣は先端がシャワーヘッドのような形をしており、たくさんの巣穴が見えるのが特徴です。人家の軒下、庭木、生垣、室外機など生活圏に近い場所に営巣することがあります。巣の寿命は基本的には1シーズンで冬には蜂はいなくなります。

(4)ミツバチ

春から秋にかけてよく見かけるもので、体はスズメバチやアシナガバチより一回り小さく、おとなしい蜂であるため直接刺激をしなければ積極的に攻撃をしてくることはありません。
ミツバチは春から夏ごろにかけて、軒下や樹木にびっしりと固まっていることがあります。これはミツバチの分蜂(巣別れ)で、新女王蜂が誕生した時に、今までの女王バチと働きハチが古い巣を譲り渡し、新しい巣を作る場所を探して移動している状況のことです。あまりのハチの多さにびっくりされますが、この状態の時のハチは大変おとなしく、直接刺激でもしない限り人を刺したりはしません。早ければ数時間、長くても3から4日程度で移動しますので、そっとしておいてあげてください。

蜂の巣が作られやすい場所

鉢の巣がよく作られる場所(1)軒下、天井(2)垣根、植栽(3)室外機(4)樹木

蜂の巣の駆除

市では蜂の巣の駆除は行っておりません。
駆除の方法については、下記の方法があります。
(1)専門業者に依頼して駆除をする(駆除費用は自己負担)
(2)ご自身で駆除をする(環境課で防護服の貸し出しを行っています)
※蜂の巣の駆除は大変危険が伴います。特にスズメバチは攻撃性・威嚇性が高いため巣の駆除は専門業者に依頼することをお勧めします。
※蜂の巣の駆除費用は巣の場所大きさによって大きく異なりますので、専門業者にご確認ください。

専門業者の問い合わせ先

埼玉県ペストコントロール協会
住所:埼玉県さいたま市桜区宿150-4
電話番号:048-854-2890

自身で駆除される場合

予約制にて防護服の貸し出し(蜂の駆除スプレーはご用意ください。)を行っておりますので、環境課にご連絡ください。(防護服の上から刺された事例もありますので、大きな巣やスズメバチ等の攻撃性の高い蜂につきましては専門業者に依頼することをおすすめします)

おわりに 蜂と生態系

蜂は毒を持った昆虫ですが、花粉を運んだり、イモムシなどの害虫を捕食するといった自然の中で重要な役割を果たしています。
そのため、人家の近くなど生活圏にある巣を除き、刺激をせずそっと見守ってください。

このページに関するお問い合わせは
環境経済部 環境課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-6793

FAX:04-2954-6262

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