石橋供養塔
市内に残る石仏は、道路の拡幅や改修などにより、寺院や神社に移転したものが多くみられますが、それでもなお、かつての村境や道の辻、橋のたもとなどに祀られているのをみることができます。
こうした場所に石仏が建てられたのは、村の安穏を妨げる悪疫や農作物の豊かな実りに害を及ぼす病害虫などが、村の中に入らないようにするためで、これを「塞ぎ」といいます。
石仏としての塞ぎは、道祖神が広く知られていますが、市内にはありません。その理由は定かではありませんが、庚申塔などがその役を担っていたためと思われます。
したがってここでは、有縁無縁の三界万霊供養塔や石橋供養塔などについて、みていくことにします。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
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