地蔵菩薩

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更新日:2011年3月1日

地蔵菩薩

この地蔵菩薩は丸彫りの立像で、入間川2丁目の徳林寺(とくりんじ)境内にある「子育地蔵尊」という小さなお堂に(まつ)られています。
元禄6年(1693)2月の銘を持つこの地蔵は、台座に刻まれた文字から、入間川村の斎日(さいにち)講の人々が徳林寺の辰恵(たつけい)の指導により建てたことがわかります。斎日とは毎月8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日間をいいますが、この日は身を慎む精進日で、(かね)や太鼓をたたいて念仏(南無阿弥陀仏の名号)を唱えました。
この地蔵は安産と子育てに霊験があるとして、いまでも多くの人がお参りに見えます。それは、たくさんのよだれ掛けや(たすき)とともに、千羽鶴や子どもの遊び道具が奉納されていることからもわかります。
お堂の周囲には穴の空いた石がたくさんありますが、これは耳の不自由な人が「よく聞こえますように」との願いを込めて納めたもので、「穴あき石」の伝説が残されています。

  • 寸法:高さ167センチメートル・幅37センチメートル・台座高さ10センチメートル・台座幅60センチメートル

場所

所在地
狭山市入間川2丁目3番11号
徳林寺

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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