大乗妙典読誦供養塔

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更新日:2011年3月1日

大乗妙典読誦供養塔

大乗妙典とは私たち衆生(しゅじょう)を迷いから悟りの世界に導いてくれる経典で、一般的には法華経、すなわち妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)をさすといわれています。石塔には「奉読誦大乗妙典一千部供養」「妙法千部供養」などと刻まれることが多く、市内では18世紀初頭から造立がはじまります。
鵜ノ木の長栄寺(ちょうえいじ)墓地にあるのは文字塔で、宝永6年(1709)3月に造立されたものです。
上部に種子(しゅじ)阿弥陀三尊(あみださんぞん)を刻み、その下に「奉読誦大乗妙典一千部諸願成就処」とあるこの石塔は、先祖や父母の菩提(ぼだい)を弔う目的で法華経1000部を読誦した記念に建てたことが、両側面に18行にわたって刻まれています。

  • 寸法:高さ183センチメートル・幅58センチメートル

場所

所在地
狭山市鵜ノ木16番11号
長栄寺

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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