この馬頭観音は3面8臂の丸彫り坐像で、中央図書館東側の福徳院にあり、寛保元年(1741)5月に建てられたものです。
持物は手先の部分が欠けているため不明ですが、台座正面には「奉造立馬頭観世音□尊」の文字が、右側面には法華経の偈(仏を称える言葉を詩の形に整えたもの)の一部が刻まれています。また、左側面には「入間川惣村中」の文字があるので、村中が現当二世安楽を祈って建てたことがわかります。
- 寸法:高さ71センチメートル・幅44センチメートル・台座高さ75センチメートル・台座幅54センチメートル
場所
所在地
入間川2丁目2番付近(福徳院不動尊内)
馬頭観音
関連項目
社寺
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