庚申塔

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更新日:2011年3月1日

庚申塔

この庚申塔は南入曽の金剛院(こんごういん)境内にあり、青面金剛(しょうめんこんごう)を主尊とするものです。天明2年(1782)2月に造立されたこの石塔は、「陀羅尼集経(だらにしゅうきょう)」の中の
青面金剛呪法(しょうめんこんごうじゅほう)」という仏教の教義に基づいて造られたもので、1面4()で二邪鬼(じゃき)を踏み、左右に二童子を従え、台座には四夜叉(やしゃ)が配されています。持物(じもつ)三叉矛(さんさほこ)宝輪(ほうりん)宝剣(ほうけん)羂索(けんさく)です。
右側面を見ると5行にわたって銘文が刻まれていますが、そこには「聖朝安穏天長地久」「国土安泰万民豊楽」「衆病悉除身心安楽」「寿命長遠恒受快楽」の文字があるので、金剛院の寛慶(かんけい)の指導により、南入曽村の人々が現当二世安楽を願って建てたものであることがわかります。

  • 寸法:高さ122センチメートル・幅47.5センチメートル・台座高さ38センチメートル・台座幅77センチメートル

場所

所在地
狭山市大字南入曽460番地
金剛院

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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