この庚申塔は南小学校前の道を450メートルほど西へ行った十字路にあり、元治元年(1864)9月に建てられたものです。
その特色は、台座正面に御幣・鈴・扇を手にした踊る三猿が刻まれている点で、三番叟に見立てた五穀豊饒の祈りが込められているものと思われます。
なお、台座の右側面には「青梅みち御嶽山道」、左側面には「三ケ島道山口観音みち」とあるので、道しるべを兼ねていたことがわかります。
- 寸法:高さ99センチメートル・幅37センチメートル・台座高さ30.5センチメートル・台座幅55センチメートル
場所
所在地
狭山市大字水野1095番地付近
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