広報さやま 2026年9月号(音声版・テキスト版含む)

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更新日:2026年9月10日

広報さやまのPDF版、音声版、テキスト版のページです。
※テキスト版2026年9月号から試行的に実施しています(2026年9月号は特集など、一部)

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広報さやま 音声版

「広報さやま」を音声で聞くことができます。
音声は音訳ボランティアグループ「狭山朗読グループ」の皆さんが、読み上げたものを活用しています。

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後日公開します。

広報さやまテキスト版・【特集1】誰もが自分らしく働けるまち

9月は障害者雇用支援月間

誰もが自分らしく働けるまち

市では、誰もが安心して暮らせる地域共生社会の実現を目指し、障害の有無に関わらず支え合えるまちづくりを推進しています。障害のある方が自分らしく働き、それぞれの場所で活躍できること。その背景には、一人一人の個性や能力を生かせる環境づくりと、働くことを支える人や場の存在があります。今月は、障害のある方の「働く」について、それぞれの姿を紹介します。

障害者雇用

障害の有無に関わらず、誰もが自分の意思や能力を生かして働き、仕事を通じて社会に参加できる「共生社会」を実現するための大切な基盤が障害者雇用です。安心して働き続けられるよう「障害者雇用促進法」では、事業主に対して、一定の割合で障害者を雇用すること、差別をなくすこと、必要な配慮を行うことを定めています。

環境を整えることで変わること

障害のある方の雇用に関し、特性を強みとして生かすことは、企業にとって貴重な労働力の確保になります。また、職場環境の改善やコミュニケーションの活性化が図られることで、誰もが働きやすい職場となり、企業全体の生産性が向上します。

就労系障害福祉サービス

  • 就労移行支援では、一般企業で働くことを希望する方に対して、就職のサポートをします
  • 就労定着支援では、一般企業に就職をした方に対して、仕事や生活の相談、企業との調整を行います
  • 就労継続支援では、一般企業で働くことが難しい方に働く場を提供し、知識や能力の向上を支援します
    就労継続支援A型は雇用契約を結び、給与を受け取りながら働きます
    就労継続支援B型は雇用契約を結ばず、成果に対して工賃を受け取ります

就労継続支援B型事業所 社会福祉法人 新(あらた)

中新田自立スクエア

所在地:狭山市中新田73-3 電話:04-2958-7832

Tさん(焼き鳥班のメンバー)

「おいしかった」の一言が原動力 人とのつながりが仕事の喜びに
  • どのような仕事を担当していますか?
    焼き鳥班として焼き鳥の串打ちやつくね作りなどの仕事をしています。中でも、つくねをこねる作業が好きです。肉を細かく切り、丁寧な下ごしらえを心掛けています。
  • 勤務形態はどうなっていますか?
    週5日、9時30分から15時まで勤務しています。体調に合わせて無理なく通えているので、自分のペースで働き続けることができています。
  • 難しかった仕事でできるようになったことはありますか?
    鶏皮に串を刺す作業は、回しながら通すため、最初は難しかったです。4カ月ほど続ける中で少しずつ慣れて、スムーズにできるようになりました。
  • 働き続ける中で、自分自身にどんな変化がありましたか?
    以前はあいさつが苦手でしたが、ここで働くようになって身に付きました。今では普段の生活でも自然とできています。
  • 仕事のやりがいを教えてください
    作った焼き鳥を施設内のキッチンカーで販売しています。お客さんから「おいしかった」と言ってもらい、喜んでもらえることが一番うれしいです。2026年10月には施設外のイベントへ出店する予定があり、初めてのお客さんも多いと思います。人と関わることが好きなのでとても楽しみです。

焼き鳥販売のキッチンカーの様子と焼き鳥の下ごしらえをしている様子
販売の様子。看板は手作りで製作したもので「MOTT」の由来はメンバーの名前の頭文字

かふぇ・れんげ草

所在地:狭山市入間川1-22-12 電話:04-2968-4751

Kさん(オープン当初から働き、現在12年目)

自信と成長の源は、お客様との関わり
  • どのような仕事を担当していますか?
    席やメニューのご案内やドリンク・デザート作り、料理の提供・盛り付け、買い出しなどを担当しています。みんなで食べるまかないを作ることもあります。
  • 接客で大切にしていることはありますか?
    店内で気持ち良く過ごしていただけるよう、小さな気配りを大切にしています。お冷が少なくなっていないか気を配り「おかわりはいかがですか」と声を掛けるなど、お客さんに寄り添った対応を意識しています。
  • 働いていてうれしかったことや楽しいと感じる瞬間はありますか?
    お客さんに「おいしかったよ」と声を掛けてもらえることが本当にうれしいです。仕事の仲間と会話をする時間も楽しみの一つですね。
  • 働き続ける中で、自分自身にどんな変化がありましたか?
    今までは自分の言葉を相手に伝えることが得意ではありませんでしたが、仕事での接客を通して自信を持って伝えることができるようになりました。おすすめの飲み物の紹介もできますよ。

(ドリンク作りが得意なKさん。コーヒーやレモネードが人気メニューだそうです)

株式会社アドバンス

所在地:狭山市北入曽856-4

1992年に、当時の親会社である株式会社コーセーの特例子会社※として設立。障害の有無に関わらず、一人一人の特性を生かした働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
従業員118人のうち、障害のある方は46人です。化粧品の製造・充填・仕上げ、箱の組み立て、梱包などの業務を行っています。8年度の県知事「ふれあい訪問」では、視察先として選ばれました。
※障害者の雇用の促進と安定を図るため、事業主が障害者雇用に特別の配慮をした子会社のこと

アドバンスで働くお二人にお話を伺いました

Nさん(入社9年目)

商品のエア洗浄や箱作り、梱包作業などを担当

  • 仕事のやりがいを教えてください?
    これまであまり担当することがなかった梱包作業を任されるなど、できることが少しずつ増えてきたことです。
  • 職場の雰囲気はどうですか?
    年齢の近い仲間と一緒に昼食や休憩時間を和気あいあいと過ごすことが多いです。私は歌を歌うことが好きなので、休日に職場の人とカラオケに行くこともあります。この会社に入って友達がたくさんできました。
Kさん(入社6年目)

製品のフィルム包装や検品、箱作りなどを担当

  • どのようなことを意識して仕事をしていますか?
    検品の作業では、万が一のごみの混入や、不良品なども見逃すことのないよう、特に集中して確認するようにしています。
  • 将来の目標はありますか?
    将来は自分で働いたお金で、一人暮らしをしたいと思っています。そのためにお給料を貯金しながら、毎日の仕事を頑張っています。

企業の方にお話を伺いました

工場長、生産課長、管理課長

障害への理解と個性を生かす環境づくり

私たちは、障害を特別視するのではなく、一人一人の個性や特徴として捉え、誰もが能力を発揮できる環境づくりを大切にしています。施設のバリアフリー化はもちろん、聴覚障害のある社員とのコミュニケーションは、タブレット端末による文字変換を活用しています。写真付きの注意事項を製造ラインのモニターに表示するなど、誰もがスムーズに作業できる環境を整え、さらに、身体への負担が大きい作業の機械化など、省力化も進めています。人が担う仕事の価値も大切にし、みんなが長く働ける環境づくりを目指しています。

段階的な育成と支援体制

相談しやすく安心して働けるよう、ジョブコーチ(職場適応援助者)2名、障害者生活相談員6名を配置しています。ジョブコーチを務めているのは、長年現場で働いてきた社員です。仕事の流れや社員一人一人の特徴を理解した上で支援しており、作業内容や注意点を写真付きでまとめた手順書も作成しています。実際に一緒に作業しながら繰り返し確認することで、安心して仕事を覚えられる環境です。最初は比較的簡単な作業から始め、本人の理解度や習熟度に合わせて業務の幅を段階的に拡大していきます。毎年個人ごとに設定している目標の達成に向けて、一緒に考えながらそれぞれの成長をサポートしています。

採用は時間をかけてお互いを知る

採用前に3から4回の実習を行い、仕事への適性や苦手なことを改善するための姿勢を見ています。また、会社が一方的に選ぶというわけではなく、本人が「ここで働きたい」と思えるかも重視しています。お互いの思いが合致した上で、協調性を持って職場の仲間と一緒に頑張れる方に、ぜひ来ていただきたいですね。

狭山市障害者就労支援センター

所在地:狭山市入間川1751-9(多機能型支援施設ワークアップさやま内)電話:04-2997-9903
運営主体:社会福祉法人みのり福祉会
障害のある方の就職活動の支援から、就職後に安心して働き続けるための定着支援、障害者雇用に取り組む企業への支援まで、幅広くサポートしています。

センター長

自己理解の基礎となる自己紹介シートを作成
一人一人に合った就労支援

聞き取りにて、本人の強みや苦手なこと、必要な配慮、希望する条件などを一緒に整理し、自己理解を深めながら「自己紹介シート」の作成を支援します。その上で、希望や適性に合わせて、求人選びや企業見学、職場実習、履歴書の作成、面接練習などを行っています。

心掛けていること

就職をゴールとせず、長く働き続けられる仕事を一緒に見つけることを大切にしています。それから、本人が主体となって就職活動を進められるよう、伴走という形で就職後も見据えてサポートしていくことです。

就職後も安心して働くために

本人と企業の双方が、無理することなく安心して働き続けられるということを重要視しています。困り事が生じた際には企業を訪問し、仕事の様子を確認したり、会社の方からお話を伺ったりしながら調整を行います。本人の特性や必要な配慮について改めて企業と共有しながら、改善に向けて取り組み、本人が活躍しやすい環境づくりを支えています。

障害者雇用に取り組む企業への支援

企業から相談を受けた際には、障害者雇用に対する考え方や職場環境、サポート体制を確認し、必要な支援を行います。障害者雇用の経験が少ない企業には、ハローワークと連携しながら、雇用条件の設定や受け入れ体制づくりについてアドバイスを行い、雇用する側・される側の両方にとってより良い雇用へとつながるよう取り組んでいます。

働くことの一歩を踏み出してみてください

働くことで人とのつながりが広がり、経済的な選択肢も増え、人生がより豊かになると思います。障害のある方にも、働くことにぜひ挑戦してほしいです。そのためには、障害のある方が自己理解 the 深め適職に就くこと、企業が障害への理解を深め、一人一人の力を生かせる環境を作ることが、誰もが安心して働ける社会の実現に大切なことだと考えています。

手に取ること、利用することが応援につながります

障害者就労施設からの製品購入や業務発注にご協力ください

市内の障害者就労施設では、障害のある方が、食品や雑貨の製造・販売、箱の組み立てや清掃、印刷などの仕事に責任を持って取り組み、その成果として工賃を得ています。心を込めて作られた製品や丁寧な作業が魅力です。ぜひご利用ください。

  • 食品
    お弁当、クッキー、お団子、パン、まんじゅうなど
  • 雑貨
    ビーズアクセサリー、エプロン、ダイヤモンドコースター、どんぐりアートなど
  • 業務受注
    名刺やチラシなどの印刷、簡単な内職作業(シール貼り・封入・発送作業)、除草・清掃作業

広報さやまテキスト版・【特集2】支え合って暮らしていく子ども食堂・フードバンク

子ども食堂

支え合って暮らしていく 子ども食堂・フードバンク

学校や家庭ではなく、地域の中のこどもの居場所として機能する「子ども食堂」。食品ロスの削減を推進し、子ども食堂へも食料品の提供を行っている「フードバンク」。地域でつながり支援の手を差し伸べ合う、支え合いの輪の中にあなたも参加してみませんか?

子ども食堂とは

地域のこどもたちが、無料や安価な料金で食事をしたり、時間を過ごしたりすることができる場所です。運営団体などによっては、こどもだけではなく、その保護者やあらゆる世代の地域住民も利用することができ、地域にある身近な「こどもの居場所」「地域住民の憩いの場」になっています。活動趣旨に賛同した企業、個人の寄付でボランティアなどにより運営されており、運営団体ごとに多様な形で実施されています。利用できる対象者は、運営団体によってさまざま食生活の改善、孤食の解消が期待されるボランティアとの交流がこどもの成長や学びにつながる地域でこどもたちを見守る・育てる場

子ども食堂・フードバンクに携わる方の声

みんなの食堂さといも・フードバンクさやま

Yさん

子ども食堂のこと

食べに来てくれる子は誰でも歓迎しています。こども限定ではありませんが、大人を優先してしまうと趣旨が変わるため、基本的にこども優先です。親子連れや近所の方など、集まったこどもたちと大人がみんなでにぎやかに食べて、コミュニケーションを取れるようにしています。調理スタッフはボランティアで、料理が得意なベテランぞろい。その時にある材料でメニューを考えて手際良く作っていきます。普段は食べない野菜をここでなら食べる子もいて、そういうことがうれしいです。他にも、3人目を妊娠しているお母さんが頼ってくださったことや、スタッフの顔を覚えたこどもたちが、街中で声をかけてくれることなど。こどもたちの成長を見守れるって本当にうれしくて、元気がもらえます。私は、子ども食堂の活動を続けることで、こどもたちを中心にした地域コミュニティを作っていると思っています。

フードバンクのこと

「フードバンク」は、飢餓をなくすことを目的に、余ったり捨てられたりしてしまう食べ物を引き取り、必要な人に届ける社会的な取り組みや団体のことです。「フードバンクさやま」は小さな任意団体ですので、大量の食料品を引き取ることはできませんが、それでも市内で支援を必要としている団体、個人へ食料品の提供をしています。赤ちゃんにはミルクや幼児食、食べ盛りのお子さんには食べ応えのあるもの、体の弱っている方にはおかゆなど、対象の皆さんの助けとなるよう、必要なものと不要なものを考えながら活動をしています。寄付者の中には、過去に自分が助けられた経験から定期的に寄付してくださる方もおり、いつも柔らかな気持ちに包まれます。他にも、市内企業の寄付、配送協力は力強い味方です。現在の悩みは提供した食料品が転売され、寄付していただいた方との信頼関係が損なわれてしまうこと。みんなが悲しい気持ちになりますよね。また、物価高のため寄付だけで賄えないところは、助成金などを利用し購入した食料を使って支援しています。皆さんにお伝えしたいのは、食べ物を上手に循環させて、廃棄しないようにしましょうということ。「もう食べない」と思ったら、賞味期限を見てフードドライブへの寄付をお願いします。

あなたも誰かの暮らしを支えることができます

食料品の寄付をお願いします フードバンクさやま&フードドライブ

「フードバンクさやま」は、企業などから寄付された食料品等を、必要とする人へ支援団体を通して提供する活動をしています。また、食品ロスの削減を兼ねて家庭や個人宅で余った食料品を回収する「フードドライブ」にも取り組んでいます。寄付いただける食料品がありましたら、総合子育て支援センターや児童館など、市内に23カ所あるフードドライブへお持ちください。子ども食堂や障害者支援事業所、子育て支援団体などに提供させていただきます。設置場所など

お金での支援を考えている方へ

ボランティアや食料品の提供ではなく、資金面での援助を考えている企業や個人の方は、社会福祉協議会までお知らせください。寄付金は「子ども食堂」の運営団体への支援や、子ども福祉のために使用します。
問合せ

  • 「子ども食堂」については福祉政策課 電話:04-2937-7562か社会福祉協議会へ電話:04-2954-0294
  • フードバンクについては社会福祉協議会へ 電話:04-2954-0294
  • フードドライブについては資源循環推進課へ 電話:04-2937-6943

市内の子ども食堂

他にも、市内で活動している子ども食堂があります。対象や費用などは二次元コードからご確認ください。

ひまわり食堂

活動日時:毎週日曜日、13時から15時まで ※事前申し込み所在地:狭山市北入曽686-3

みんなの食堂 さといも

活動日時:毎月第3日曜日、11時30分から13時30分まで ※事前申し込み所在地:狭山市富士見1-11-15(生活クラブ館つなぐ 狭山生活館)

にこにこ食堂

活動日時:毎月第3土曜日、11時30分から13時30分まで所在地:入曽地域交流センター

絆食堂

活動日時:奇数月の第4土曜日、12時から13時まで所在地:狭山市狭山9-8(峰公民館)

こども喫茶 暖歩

活動日時:毎週日曜日(年末年始を除く)、14時から16時30分まで所在地:狭山市狭山台4-14-17

子ども食堂atのぞみ教会

活動日時:毎月第1土曜日、11時から13時まで ※事前申し込み所在地:狭山市広瀬1-30-9(のぞみ教会)

オリーブ食堂

活動日時:毎月第2日曜日、11時30分から13時30分まで所在地:入間川2-16-22(セブンズデー・アドベンチスト入間川キリスト教会)

「遊びと学びと食の事業」WAKU☆DOKI はっぴー

活動日時:(1)毎月第3土曜日、10時から13時まで (2)毎月第4土曜日、10時から13時まで ※事前申し込み所在地:(1)水富公民館 (2)広瀬公民館

みんなのオアシス食堂

活動日時:毎月第2土曜日、11時30分から14時まで所在地:狭山市広瀬東2-2-15(狭山キリスト教会)

さやまぐらし(こども食堂・地域食堂)

活動日時:毎月第3金曜日、15時から19時まで所在地:入間川にこにこテラス

なんとキッズなおやつカレー

活動日時:毎月第2・4日曜日、15時から17時まで所在地:狭山市水野406-32(牛すじカレー南十)

広報さやまテキスト版・情報ガイド(抜粋)

このページに関するお問い合わせは
企画財政部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2935-3765

FAX:04-2954-6262

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