入間川の大ケヤキ

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更新日:2011年3月1日

綿貫家の井戸

 むかしむかしのおはなしです。入間川の菅原(現在の祇園)という所にある白山神社の境内には、それはそれは大きなケヤキがありました。
 この大木は、樹齢(じゅれい)が700~800年以上もたっていて、太い(みき)から張り出した枝は、4キロメートルほどはなれた家までも日かげにしたそうです。また、春先の新芽がふく頃ともなると、大ケヤキの水を吸い上げる音が、あたり一面にひびきわたり、夜などは、うるさいくらいでした。
 これほどの大ケヤキでしたので、白山さまのケヤキは、関東の三大ケヤキの1つに数えられ、遠くから見物の人たちが来るほどでした。しかし、この大木もある事情で()らなければならなくなりました。
 いよいよ大ケヤキを伐る日には、大勢の職人さんが出て、やっとの思いで切り倒しました。そして、太い幹は船をつくる材料として高い値段で売られ、枝はいろいろな家具をつくるのに使われました。しかし、大ケヤキを伐ってからしばらくたったある日に、大火事が起こり、りっぱだった神社も焼けてしまいました。
 人々は、この火事が、大ケヤキを伐った(たた)りだとたいそう恐れました。この大ケヤキの枝で作った大うすが、今も残っているそうです。また、この白山さまは、眼の病と虫歯にご利益があるといわれ、お九日(くにち)のおまつり(10月19日)には病気の治った人々が、萩の幹でつくった100膳の箸をお礼として奉納(ほうのう)したといわれています。
(狭山の絵本より)
※現在は行われておりません

地図

伝承地
狭山市祇園2801番地付近
祇園白山神社

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2953-1111

FAX:04-2954-8671

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