徳林寺の文化財

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更新日:2011年3月1日

徳林寺の文化財

 市内を流れる、入間川の右岸に位置する曹洞宗の寺院・徳林寺は、旧鎌倉街道沿いにある、歴史と伝説の豊富な古刹(こさつ)です。
 元弘3年(1333)、上州の地で旗揚げした新田義貞が、鎌倉攻めの合戦のおり、この地(入間川)に本陣を置き、その守護仏として、聖観世音(しょうかんぜおん)を安置したことから始まったもので、後に文和(ぶんな)2年(1353)から9年の間、鎌倉公方の足利基氏が、滞陣した入間川御所が置かれたのが徳林寺であったといわれています。
 同寺には市指定文化財として、釈迦が亡くなり、弟子や諸王らが嘆き悲しむ姿を描いた「絹本着色釈迦涅槃図(けんぽんちゃくしょくしゃかねはんず)」と、生涯の主要な出来事を絵にした「絹本着色釈迦八相図(けんぽんちゃくしょくしゃかはっそうず)」のすばらしい仏画が所蔵されています。
 また、地蔵堂には「延命地蔵尊」が安置されています。耳地蔵として信仰が厚く、入間川で穴あき石を拾い、糸をとおして願掛けをしたところ、耳が聞こえるようになったと伝えられています。
 新名所としては、大観音石仏が建立され、武蔵野観音第十七番札所でもあります。
(広報さやま平成20年9月10日号より)

地図

伝承地
狭山市入間川2丁目3番11号
徳林寺

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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