弁天さまの雨もり

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更新日:2011年3月1日

弁天さまの雨もり

 昔のおはなしです。下奥富に弁天さまを(まつ)る小さなお社がありました。その近くに大工仕事をなりわいとする「いっつぁん」という正直な男が住んでいまして、日ごろから弁天さまを大事にしてよくお参りに行っておりました。
 ちょうど梅雨(つゆ)の季節に入り毎日、うっとおしい雨が振り続きました。そんなある夜のことでした。島田(女性の髪型で島田まげという)を結ったきれいな女の人が「いっつぁん」の夢まくらに現れまして、
『いっつぁんよ 弁天さまの屋根がこわれ、雨もりがひどくて困っておる、どうか直してくれ』
と言ったそうです。翌日はやく弁天さまの所へ行ってみますと、女の人が言ったとおりでした。ゆうべのは弁天さまの化身(けしん)だったのかと念を入れて屋根を修繕いたしました。
 その後、「いっつぁん」の家は弁天様を大事にしたおかげで、ますます栄えて幸せに暮らしたということです。この弁天さま、今はなくなりましたが、「弁天通り」という地名だけが残っております。
(広報さやま平成9年6月10日号より)

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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