これは半跏趺坐像の地蔵菩薩を主尊とするもので、柏原の円光寺にあり、寛延2年(1749)6月に造立されたものです。
この供養塔は斎日講中の善男善女により建てられたものですが、「斎日」とは毎月8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日間をさし、この日は仏教上の八斎戒を守って身を慎む精進日で、鉦や太鼓をたたいて念仏を唱えました。そのためこれを、「六斎念仏」ともいいます。
なお、この供養塔は、地蔵が頬づえをつくように右手で耳を覆う姿をしているため、いつのころからか「耳のお地蔵さま」と呼ばれ、耳の病に霊験があるといわれるようになりました。
- 寸法
高さ95センチメートル、幅30センチメートル、台座高さ83センチメートル、台座幅50センチメートル
場所
所在地
狭山市柏原1027番地
円光寺
関連項目
社寺
民話・伝承
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