ノロウイルスにご注意を!

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更新日:2024年1月4日

ノロウイルスの感染予防

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は1年を通して発生していますが、特に冬場にピークとなる傾向があります。
ノロウイルスは手指や食品などを介して感染し、人の腸管で増殖し、下痢・嘔吐・吐き気・腹痛などを起こします。
健康な方は軽症で回復しますが、子どもや高齢者などでは重症化したり、嘔吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスにはワクチンがなく、治療は輸液などの対処療法に限られます。
ウイルスへの感染を防ぐため、手洗いの徹底や糞便・嘔吐物の適切な処理などの感染症予防対策に努めましょう。
なお、これまで感染者が食品の調理に従事することによる食中毒も多発していることから、手洗いの励行や調理器具の洗浄消毒など、
ノロウイルスによる食中毒発生の防止対策にも気をつけましょう。
詳しくは、厚生労働省のホームページ(ノロウイルスに関するQ&A)を参照してください。

ノロウイルスとは?

1.食品中では増殖せず、人の腸管でのみ増殖します。
2.ウイルスに感染した人の糞便や嘔吐物が手指や食品に付いて、人の口から入り感染します。
3.ウイルスが少量でも(10から100程度)、人に感染することがあります。
4.個人差があり、感染した人に必ず症状が出るわけではありません。

主な症状は?

1.感染して1日から2日後に吐気・嘔吐・腹痛・下痢・発熱などの症状が出ます。
2.通常、症状が1日から2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
3.感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
4.高齢者や幼児など抵抗力の弱い方は、重症になることもあります。
5.下痢などの症状がなくなっても、通常では1週間程度、長い時には1か月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。(二次感染に注意が必要です)

予防方法は?

ノロウイルスは、食品を十分に加熱すれば死滅します。
手指や調理器具を介して食品がノロウイルスに汚染されることがあるので、手洗いの励行や調理器具の洗浄消毒が重要です。
患者の便や嘔吐物の不適切な処理などにより、人から人へ感染が広がることもあるので注意しましょう。
有毒植物を食用の植物と誤って食べて食中毒になる事例が確認されています。食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。また、土地の所有者の承諾後に採取しましょう。
1.手指や調理器具は、十分に洗浄、消毒しましょう。
2.調理従事者またはその家族が体調を崩しているときは、調理に従事しないようにしましょう。
3食品は中心部まで加熱しましょう。
4.患者の便や嘔吐物の処理は十分に注意しましょう。
5.下痢をしている人は、シャワーのみにするか、1番最後に入浴するようにしましょう。

関連リンク

このページに関するお問い合わせは
健康推進部 健康づくり支援課

狭山市狭山台3丁目24番地

電話:04-2956-8050

FAX:04-2959-3074

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