令和4年度狭山市二十歳の集いにおける、中央中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。
中央中学校代表「二十歳の主張」
私は、成人するにあたって、責任感をもって生活することが重要だと考えます。
今、私は大学で法律学を学んでいます。法律と聞いて、皆さんはどの法律を思い浮かべますか?憲法、刑法、また、現在話題となっている国際法などが思い浮かぶかと思います。しかし、現在の私たちに最も関係の深い法律は民法ではないでしょうか。昨年の4月、約140年ぶりに改正され、民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げました。新たに成人となったことで、クレジットカードを作成すること、ローンを組むことなど、未成年の場合は親の同意が必要であったことが、自分1人でできるようになったのです。成人したことにより、できることが増えたと感じるかと思います。しかし、成人するにあたって「責任」という言葉を忘れてはなりません。未成年時と比較して、1つ1つの行動に強い責任感をもつ必要があるのです。未成年時には、契約を取り消すことができた未成年者取消権を行使することはもうできません。つまり、安易に契約を結んだことによってトラブルが生じた場合でも、自分自身で責任を負わなくてはならないのです。トラブルを防ぐために、なにか行動を起こす際には、即座に決断するのではなく、「責任」という言葉を思い出し、もう一度冷静に考えてから決断していきたいと思います。皆さんも強い責任感をもって生活していきましょう。
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