令和5年度狭山市二十歳の集い(2024年1月挙行)堀兼中学校代表による「二十歳の主張」

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更新日:2024年1月31日

令和5年度狭山市二十歳の集いにおける、堀兼中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。

堀兼中学校代表「二十歳の主張」

皆さん20歳、おめでとうございます。皆さんには「夢」がありますか?私は、将来、社会科の教師になりたいという夢があります。この夢に向かって、現在は教育学部で日々学んでいます。私は、いつの間にか自分は教師になるのだろうなと漠然と思うようになり、今に至ります。このように漠然とした夢を追いかける中で、私にとって原動力ともなる言葉に出会いました。今日はその言葉を紹介させていただきます。それは、「一生の終わりに残るものは、自分が集めたものではなく、自分が与えたもの」という言葉です。
この言葉は、「置かれた場所で咲きなさい」という本の中で述べられた、2・26事件で狙撃された渡辺錠太郎の娘である、渡辺和子さんの言葉です。私はこの言葉を自分の中で解釈し、何かを教えるということは、与えることに値するのではないかと考えました。そして未来を担う子供たちに、さまざまなことを教える教師という仕事はとても誇らしいものであると思うようになり、一層教師をめざそうと思うようになりました。
ひとえに「与える」といっても与えるもの、そしてその方法は数えきれないほど多様にあると思います。今まで社会の中で、守ってもらい与えてもらっていた側の人間から、大人になって、社会に対して何かを与えていく存在に代わる段階に現在の私たちはいます。自分の行動に責任を持ち、「与える」側の人間になれるよう、これからも私自身精進していきます。皆さんにも、「与える」とはどういうことなのか、この機会に考えてみてほしいとおもいます。最後に、ここにいらっしゃる皆さんのこれからの人生が素晴らしいものになりますよう、願っています。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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