令和4年度狭山市二十歳の集い(2023年1月挙行)堀兼中学校代表による「二十歳の主張」

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更新日:2023年1月18日

令和4年度狭山市二十歳の集いにおける、堀兼中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。

堀兼中学校代表「二十歳の主張」

人生は今や、100年時代と言われています。あと80年も生きなければならないわけです。そんなことを考えると、先のことばかり気になります。10年後、20年後のために、今は脇目も振らず勉強するべきだ、と大学に入った直後は考えていました。つまりは結果ばかり追い求めていたのです。
しかし、大学ではさまざまな人間に出会いました。カーレースにハマり、毎晩峠を攻めているヒト、60万円のスポーツバイクのために、ひたすらバイトするヒト、バンドに打ち込みすぎて、家賃を滞納しているヒト、挙げればキリがありません。彼らに共通している点は、決して褒められたものではなくとも、間違いなく、今この瞬間を全力で生きているということです。それは、私が忘れかけていたことでした。
改めて振り返ると、人生の100年という時間はとても長いです。そして同時に、私は大学で多くの人間に出会ったことで、世界の広さを痛感しました。人生は長く、世界は果てしなく広いのです。だからこそ、肩の力を抜き、生きていくべきなのではないでしょうか。我々は漫画の主人公のように、ひたすら努力し続けられるほど強くありません。目先のものにいくら惑わされたっていい。今この瞬間しか見えないもの、できないことが必ずあるはずです。そしてそんなことがきっと、あなたの人生の伏線となるに違いありません。
最後になりますが、皆さんの人生100年が素晴らしいものになることを祈っています。幸運を願って、Boa sorte!

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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